「墓じまい」から「仏壇じまい」まで! 知っておきたいプロセスと費用 (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

「墓じまい」から「仏壇じまい」まで! 知っておきたいプロセスと費用

このエントリーをはてなブックマークに追加

団塊世代の親が郊外に建てたお墓が、子どもの負担になるケースも

団塊世代の親が郊外に建てたお墓が、子どもの負担になるケースも

 たとえば、墓地から遺骨を取り出すための石材店などへの支払い、墓地を更地に戻す費用(1平方メートルにつき10万~12万円)、閉眼法要のお布施(3万~5万円)など。これらの金額は墓地の形態やお墓の規模、埋葬方法などによって変わります。

 このほか、事務手続きの費用や供物、仏具などの準備費、交通費などの経費もかかります。後から慌てないですむよう、確かめておきましょう。(取材・文/塩田真美)


■知っておきたい「仏壇じまい」の方法

 お墓とともに扱いに困るのが実家の仏檀。これまで祭祀されたものだけに粗大ごみにするわけにもいきません。中に複数の位牌などがあれば、先祖一同として一つの位牌にまとめて勧請(移し替え)することも可能です。仏壇の本体そのものは「お焚き上げ」などでお寺が処分してくれるのであれば委託します(お布施は必要)。最近では引き取った後に供養して処分する整理業者もあります。


【改葬のプロセス】
※『親の葬儀と手続き・相続・法要のすべてがわかる本』(二村祐輔・中村麻美著/ナツメ社)をもとに作成
(1)新しいお墓を用意し、「受け入れ証明」を取得する
(2)現在のお墓がある自治体の役所から「改葬許可申請書」を取り寄せる
(3)現在のお墓の管理者から、「埋葬証明書」を発行してもらう
(4)(3)の証明を付けた「改葬許可申請書」を現在お墓のある役所に「受け入れ証明」とともに提出。「改葬許可証」を発行してもらう
(5)現在のお墓から遺骨を取り出す
(6)墓石を撤去(移送)し、墓地は原状回復して管理者に返却する
(7)新しいお墓の管理者に「改葬許可証」を提出し、納骨する

※週刊朝日ムック『はじめての遺言・葬式・お墓』より

日本葬祭アカデミー教務研究室代表・葬祭カウンセラー 二村祐輔さん
ふたむら・ゆうすけ/葬儀コンサルティング、講演活動などを展開。テレビでも活躍。葬儀社に約18年間勤務し、2000件以上の葬儀にかかわる。『60歳からのエンディングノート入門 わたしの葬儀・法要・相続』(東京堂出版)など著書多数


トップにもどる dot.オリジナル記事一覧

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい