ジビエ料理が若さの秘訣? 女性ハンターが集う「狩女の会」に迫った! (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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ジビエ料理が若さの秘訣? 女性ハンターが集う「狩女の会」に迫った!

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「狩女の会」の代表を務める長田富士子さん

「狩女の会」の代表を務める長田富士子さん

長田さんが作った革製品

長田さんが作った革製品

「狩女の会」の活動拠点となっているカフェ

「狩女の会」の活動拠点となっているカフェ

 石川県内で、狩猟免許を持つ女性が「狩女(かりじょ)の会」という団体を結成した。女性ハンター同士が交流を深め、情報を交換するのが会の狙いだとか。活動のテーマは狩猟だけでなく革製品作りやジビエ料理など、多岐にわたる。会の代表を務める長田富士子さんに、“狩女”として生きる楽しさを聞いてみた。

 長田さんは2013年に、石川県の金沢市中心部から白山市河内村へ移り住んだ。ハンターになったのは14年のこと。冬場は積雪が2メートルを超えるなど、厳しくも豊かな自然に囲まれて暮らす中、狩猟に興味を抱いた。

 ちなみに狩猟免許は、「わな猟」、「網猟」、「第一種銃猟」、「第二種銃猟」の4種類があり、長田さんは銃を扱う第一種・第二種と、網猟の免許を取得した。石川県加賀地区の伝統猟法で、羽音を頼りにカモ目がけて、Y字形の“坂網”を投げ上げて捕らえる「坂網猟(さかあみりょう)」にチャレンジするため、「網猟の免許も取りたい」と頑張ったそうだ。

 狩猟にのめり込む中で、新米ハンターには知識・技術はもちろん、獲物を解体したり、毛皮や牙などを加工したりするために、幅広い知識と技術が必要だと感じた。また、中高年のハンターは、培った技を継承してくれる人を求めてもいる。そこで、ベテランハンターを招いて指導を受け、革細工やジビエ料理から狩猟の魅力を広くPRし、免許を取りたいという人をサポートするという“三段構え”の活動を展開するに至った。

「林業・農業を守るために猟がある。動物の命を奪うという行為については、手を合わせ、供養するなどの習慣も先輩ハンターの所作などを学んで継承していく必要がある」と長田さん。自身がレーザークラフト・スクールの講師であり、ジビエ料理を出すカフェを経営していることなどから、女性を対象とした団体を発足させた。

 狩女の会は、長田さんが受験した2年前の狩猟免許試験で知り合った20~50代の女性を中心として今年3月に設立され、その後は口コミで入会する女性が続々と現れている。「会の名称は、“釣りガール”をまねて“狩りガール”にしようと思ったんですけど、集まったメンバーは熟女が多いので“狩女の会”にしました」と長田さん。6月上旬には、バーベキュースタイルの交流会を開き、ジビエ料理と革細工作りを楽しんだ。狩女の会が開催するイベントでは、狩猟免許がなくても参加は可能だ。


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