それでも自宅には差出人不明の「恐怖の手紙」が届くことがあったという。赤い文字で支離滅裂な文章がびっしりと書かれており、その最後には「お気を付けください」という言葉で締めくくられており、強い恐怖感に襲われたと語った。

 こうした行動はエスカレートしていき、次第にキンタロー。はどこにいても居場所をネットにさらされる状況に。出かけていても、SNSで「コンビニでキンタロー発見」などと発信され、「指名手配犯のような生活だった」と告白した。

 こんな生活が続き、キンタロー。は日常的に恐怖心を抱くようになったといい、次のように話した。

「最終的には『殺されるかもしれない』という恐怖で街を歩けない状態になりました。コンビニに行くのも怖くて歩けない。(AKB48劇場のある)秋葉原で街ロケがあるときは本当に怖かったですね」(キンタロー。)

 一気に芸人としてのスターダムを駆け上がったキンタロー。だったが、その裏にはこうした恐怖心との戦いもあったようだ。