20得点の活躍でチームを勝利に導いた長岡望悠。(写真:Getty Images)
20得点の活躍でチームを勝利に導いた長岡望悠。(写真:Getty Images)

 5月14日、バレーボール女子のリオデジャネイロ五輪世界最終予選兼アジア予選が東京体育館で開幕し、4大会連続の五輪出場を狙う日本はペルーと対戦。25-23、25-10、25-14のストレート勝ちを収め、五輪出場権獲得に向けてまずは好スタートを切った。

 リオ五輪出場権獲得に向け、世界ランク21位のペルーとの初戦に臨んだ日本(日本は同5位)。第1セットは序盤から一進一退の展開が続いたが、18‐19から4連続ポイントで突き放すと、苦しみながらも25-23でこのセットを先取する。

 すると続く第2セットからは日本がペルーを圧倒。第2セット、6連続得点などで14-4とリードして勢いに乗ると、そのまま25-10と大差でこのセットも制す。さらに第3セットも危なげなく25-14で奪い、初戦はストレート勝ちを収めた。

 この試合では長岡望悠が20得点でチームを牽引。主将の木村沙織も要所で得点を重ね、チームを勝利に導いた。木村は試合後「明日もしっかり頑張りたい。まずは切符を獲ることが第一」とコメントした。

 8か国が参加しているこの大会では、アジア勢(日本、韓国、タイ、カザフスタン)の中で最上位に入るか、全体の3位以内に入ることが五輪出場権獲得の条件となる。

 第2戦は翌15日に予定されており、日本はカザフスタンと対戦する。