me01は、約1220(全長)×610(全幅)×985(全高)mm、重さ約18kgで、耐荷重は125kgを想定する。カラーはネイビー&レッドのツートンカラー。タイヤサイズは前後輪ともに315mmで、折りたたむことでコンパクトに収納できる。同様のデザインの電動バイクは海外でも出ているが、中国などでは電動バイクの部品市場ができあがっており、部材によって似通ったデザインになることはありえると中澤社長は説明。

 しかし、日本市場向けに法規制などをクリアできるように設計をしたオリジナルのきょう体ということで、ミラーやウィンカー、折り畳みでも邪魔にならないナンバー取り付け部など、公道での走行に必要なものはカバーした。

 動力はリチウムイオンバッテリーで取り外しも可能。充電時間は約3.5時間で、走行距離は35km。バッテリーがなくなる前に、速度が遅くなって停止するようになっているという。ハンドル中央にモニターも備えており、時速やバッテリー残量、気温などが表示される。

 特徴的なのはモニター下にUSB端子を備えている点。一般的なUSBケーブルを使うことで、スマートフォンなどの充電が可能で、アクションカムをハンドルに装着して、充電しながら撮影すれば、カメラのバッテリー切れを気にせずに撮影できる、という使い方を提案している。

 運転には原動機付き自転車免許、自賠責保険、ナンバー、ヘルメットが必要になり、最高時速30kmとなるため、ウィンカーやブレーキランプなども必要。一般的には時速20km以下だとウィンカーやブレーキランプは不要だが、この速度だと逆に安全に走行できないと中澤社長。時速30km以上だと恐怖感が強くなるとして、この走行速度を設定したという。

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