UPQは通販が基本だが、UPQ BIKEに関してはバイクショップなどでの販売を想定しており、専門のリアル店舗で販売することで、組み立てや使い方の指南、自賠責保険の加入やナンバー取得などのサポートを提供していきたい考え。

 オプションとして、「UPQ BIKE me01 純正バッテリー LB01」(34,500円)、充電アダプター「UPQ BIKE me01 純正パワーアダプター me01-AC1」(16,500円)を提供する。

 キーはパッシブエントリー機能を搭載し、UPQ BIKEに3m以内に近づくと電源がオンになり、電源ボタンを長押しするとモニターが点灯して走行可能になる。3m以上離れると、自動的に電源がオフになるので、キー自体を取り出す必要はない。

 実際に試乗してみると、電動だけあって静かで滑らかに走行し、平地であれば安定して走行できる。ただ、UPQ BIKEだけの問題ではないが、車輪が小さいため、悪路での走行には不安が残る。中澤社長は、「ワンボックスカーでなくてもトランクに入れられて、旅先やキャンプで使えるのでは」と話す。

 さらに、アクションカム「Q-camera WPX2」も発表。4K解像度で15fpsの動画撮影が可能で、単体で10m防水性能を備えた。UPQ BIKEに専用マウントを装着することで、走行時の映像を簡単に撮影できるようにした。USB端子から給電することで、バッテリー残量を気にせずに撮影し続けられるとしている。

 中澤社長は、「いろいろな家電やガジェットを面白く使ってもらったり、旅が楽しくなったり、非日常の思い出をためられるようなものが増えたらいい」と製品開発の思いを語り、これまでの製品群に加え、今後発表する製品で「UPQが何をやりたいのか、お見せできるようにしたい」と話している。