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「なりたい医師像がわからない」 キャリアコンサルタントも驚く現役医学生の悩み

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キャリアコンサルタントのもとに寄せられる悩みの実態とは?(※イメージ写真)

キャリアコンサルタントのもとに寄せられる悩みの実態とは?(※イメージ写真)

 医師専任のキャリアコンサルタントとして、生身の医師の声を聞き、実情を肌で知る株式会社ニューハンプシャーMC取締役の中村正志さん。ここ数年、寄せられる相談の中に増えているものがあるという。

「医学部に入ったものの、どの診療科に進めばいいかわからないという声や、医師に向いているのか自信がないなど、『この段階でそんなことを?』と思うような悩みを持つ人が大勢います」

 医師になるまでには、研修をどの病院で行うか、専門領域は何にするかなど「選択」を迫られる機会が多い。

「成績優秀で、言われるままに医学部を目指したり、親が医者だからなど、医師になる理由や目的が明確でなく、いざ自分で決める段になって先に進めなくなってしまうケースです」

『医学部がわかる』(AERAムック)に掲載された、現役医大生から実際に寄せられた悩みと、中村さんのアドバイスを紹介する。

【なりたい医師像がわからない 私立大学5年生 男性Aさん】
――周囲の勧めで医学部を目指し、無事合格して現在5年生ですが、いまだに自分がなりたい医師像がイメージできません。医師になってからのキャリアプランがなかなか決められず、悩んでいます。

 医学生が持つ典型的な悩みの一つです。「勉強ができた」以外の理由が希薄で、医学部合格が目標になってしまい、その後のイメージが描けていなかったケースです。

 しかしこうした医学生も、医学への興味はゼロではないのです。幼少期の体験や、映画や小説の医師像に惹かれた経験、授業ではどんな内容に関心を持ったかなど、過去の経験の中に必ずヒントがあり、実はすでに興味のある診療科もあったりするものです。

 これから医学部を目指す場合も、将来「なりたい」像を描くと同時に、過去を振り返り「関心のあったこと」を洗い出してみるといいでしょう。


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