小泉今日子に学ぶ 今の時代を生き抜くための“4か条” (1/4) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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小泉今日子に学ぶ 今の時代を生き抜くための“4か条”

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助川幸逸郎dot.#小泉今日子になる方法

 どうすれば小泉今日子のように、齢とともに魅力を増していけるのか―― その秘密を知ることは、現代を生きる私たちにとって大きな意味があるはず。

 日本文学研究者である助川幸逸郎氏が、現代社会における“小泉今日子”の存在を分析し、今の時代を生きる我々がいかにして“小泉今日子”的に生きるべきかを考察する。

*  *  *
 小泉今日子の「変わっていく力」の秘密はどこにあるのか。それを探って来たこの連載も、今回が最終回となります。まだまだ、彼女の魅力を汲みつくしたとはいえませんが、私の力のおよぶかぎりの報告はできたように感じています。

 小泉今日子の生きかたをそっくりまねることは、当人以外の誰にも不可能。とはいえ、彼女が実践していることには、一般人にとって参考になる部分もたくさんあります。連載を振りかえる意味もかねて、「小泉今日子に学ぶ4か条」をここにまとめてみました(なお、この連載に加筆修正をした単行本『小泉今日子はなぜいつも旬なのか』には、「小泉今日子に学ぶ7か条」を掲げてあります。興味のある方はそちらもご参照ください)。

(1)「メタ認知」をできるようにする

「メタ認知」とは、「自分が今、何をやっているか客観的に見定めること」です。分野を問わず「成功者」のほとんどは、この「メタ認知」ができています。スポーツ選手なら、試合中のポジション取りをあやまらない、フォームの修正を自分でやれるといったこと。勤め人なら、組織のなかで浮かないでプロジェクトの進展に貢献するなど。それらを可能にする第一の条件は、「メタ認知する力」があるかどうかです。

 小泉今日子は、子ども時代から「お母さんのお母さん」の役割を演じていたこともあって、「メタ認知」能力が抜群です。これが彼女の「先読み力」や「お客さん目線を想定する力」を支えています。

小泉今日子のような高度の「メタ認知」を獲得するうえで、特別な「素質」や「育ちかた」は必要ありません。後天的なトレーニングでも、その精度は上げられるといわれています。毎日、日記をつけて生活を振りかえるだけでも効果はあるそうです。


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