その後、彼らは、さらに
「津山を元気にしたい」
「津山という場所を知って欲しい」
そんな思いで研究会を立ち上げた。
メンバーは、市役所で働いている人もいれば、小売をやっている人などいろんな人たち。みんな熱かった。
そして、平成21年のB-1グランプリの横手大会に参加。いきなり、3位のブロンズ賞になった。
彼らは、言う。
「横手から帰ってきたら、町中にホルモンうどんを食べにきている人たちがいてびっくりした」
それでも、とっても嬉しかった。
そして、次の日から市役所に電話の嵐。
「タイアップしたい」
「取材したい」
「商品を作りたい」
そのうち、こんな電話もかかってきた。
「美味しくない」
そんな声にも真摯に対応して、よくよく調べてみると偽物だったこともあった。
そして、商標などを整備して、商品で得た利益は、市のために使うようにした。
平成23年のB-1グランプリ姫路大会で2位のシルバー賞を獲得。
すっかり、メジャーになって、ホルモンうどん研究会のメンバーはさらにあちこちから引っ張りだこになった。