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おひとりさまでも自宅で最期を迎えられる? 知っておきたい5カ条とは

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おひとりさまでも自宅で最期を迎えられるの?

おひとりさまでも自宅で最期を迎えられるの?

 家族が遠方に住んでいる、身寄りがいないなど独居のおひとりさまが自宅で最期を迎える……。一見難しそうですが、基本的に本人の希望が強ければ可能です。事実、おひとりさまで自宅で介護を受ける人は増えてきています。

 日本在宅看護システム在宅看護研究センター付属訪問看護ステーション看護師の鈴木紀子さんはこう話します。

「本人がどれだけ医療・介護チームと連携がとれているかが重要となります。在宅医、訪問看護師、ヘルパーの3者は最低限必要です。まず、かかりつけの医師や病院のソーシャルワーカー、ケアマネジャー、近くの訪問看護ステーション、地域包括支援センターなどに相談をしましょう」

 専門職による各種サービスを活用すれば、周囲との交流がなく、死後に長期間放置されるといった孤立死を防ぐことができます。

 それでも、おひとりさまの場合、亡くなる瞬間には一人の可能性があります。

「寂しさとの戦いがあると思います。本人も、支える周囲の人にも、覚悟が必要でしょう」(鈴木紀子さん)

 ボランティアグループ すずの会代表で、社会福祉士、介護支援専門員でもある鈴木恵子さんは死に対するイメージを持つことが大事だと話します。

「現代では、死に対するイメージが持てない人が少なくありません。自宅で最期を迎えるイメージをしっかり持ちましょう。想像がつかなければ周囲から看取りの体験談を聞くのもいいでしょう。人の命は老衰であれば、ろうそくに灯った火が消えるようにスーッと亡くなるもの。死は怖いものではないと受けとめることから始めましょう」

 なお、一人でいるときに突然自宅で亡くなった場合、救急車は搬送をしてくれません。検視にならないために、在宅医の電話番号を書き出した紙を自宅の目立つ場所に貼っておきましょう。

 医療関係者との連携や一人で死を迎えることの覚悟、死に対するイメージのほかに必要なものは何でしょうか。

 ボランティアグループすずの会の代表の鈴木恵子さんは、お金の準備も大切だといいます。

「定年退職以降、貯蓄を少しずつ切り崩し、最期を迎えるために介護サービスなどを必要としたときには貯蓄がないという人がけっこういます。金額は人によりますが、500万~1千万円あれば十分に利用できます」


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