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冬季五輪 あなたの記憶にあるのはどの大会まで?

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1990年生まれの浅田選手は前回のバンクーバーで銀。トリノは年齢制限で出場できず。

1990年生まれの浅田選手は前回のバンクーバーで銀。トリノは年齢制限で出場できず。

 ロシア・ソチで開催される今回の冬季五輪は開会式まであとわずか。開会前から「ホテルができていない」などの話題もあるが、競技が始まれば、今回も多くの人の記憶に残る活躍をするアスリートたちが現れることだろう。
 ところで、夏の五輪に比べると開催規模も小さく、ちょっと地味な印象のある冬季五輪。「前回の開催地は?」と聞かれて「カナダ・バンクーバー」と即答できる人でも、「それでは前々回は?」と聞かれると「長野?」「スイスかフランスのどこか?」と曖昧になってしまう人も多いのではないだろうか。そこで、これまでの冬季五輪の開催地と開催年を、主な出来事とともにまとめてみた。
 
回 開催年 開催地
1 1924 シャモニー(フランス)
  「冬季スポーツ週間」を、国際オリンピック委員会(IOC)が第1回オリンピック冬季競技大会と認定したことに始まる。日本は前年の関東大震災の影響で出場を見送る

2 1928 サンモリッツ(スイス)
  初の日本選手団の出場。サンモリッツは1948年にも開催地となっている

3 1932 レークプラシッド(米国)
  初の北米大陸での開催。ジャンプで日本人選手の安達五郎が8位に

4 1936 ガルミッシュパルテンキルヘン(ドイツ)
  ナチスとオリンピックと言えば1936年夏のベルリン大会が有名だが、この大会も開会宣言はヒトラーが行っている。ちなみに1940年は札幌、1944年はイタリアのコルティナ・ダンペッツォでの開催が予定されていたが、両大会とも第2次世界大戦のため中止となった

5 1948 サンモリッツ(スイス)
  第2次世界大戦後初の冬季オリンピック。日本とドイツは参加を認められず

6 1952 オスロ(ノルウェー)
  日本、西ドイツの参加が認められる。猪谷千春がスキー回転で11位に

7 1956 コルティナ・ダンペッツォ(イタリア)
  猪谷千春が回転でトニー・ザイラーについで銀メダル。日本初の冬季五輪メダリストとなる。ザイラーは滑降、大回転でも優勝し三冠

8 1960 スコーバレー(米国)
  男子滑降で優勝したフランスのジャン・バルネは日本の冒険家植村直己の恩人として著書「青春を山に賭けて」に登場する人物

9 1964  インスブルック(オーストリア)
  前回のスコーバレーに続き、男子フィギュアスケートに出場した佐藤信夫(現在は浅田真央のコーチ)はこの大会では8位に

10 1968 グルノーブル(フランス)
  映画「白い恋人たち」はこの大会の記録映画。ジャンクロード・キリーが滑降、回転、大回転で優勝し三冠

11 1972 札幌(日本)
  アジアで初の冬季大会。ジャンプ70m級で日本の笠谷、金野、青地が金、銀、銅のメダルを独占したが、意外にもこの大会での日本人のメダル獲得はこの3つのみ

12 1976 インスブルック(オーストリア)
  開催が予定されていたデンバー(米国)が開催を返上したため、インスブルックに変更となった

13 1980 レークプラシッド(米国)
  同年の夏季大会はモスクワで米国はボイコットしたが、冬季大会にはソビエト連邦は参加。エリック・ハイデンが男子スピードスケートで五冠。日本人ではジャンプ70m級で八木弘和が銀メダル

14 1984 サラエボ(ユーゴスラビア)
  スピードスケート男子500mで北沢欣浩が銀メダル。他に活躍した選手はフィリップ・メーアとスティーブ・メーアの双子兄弟がスキー回転で金・銀。カリン・エンケ(東ドイツ、スピードスケート女子)カタリナ・ビット(東ドイツ、フィギュアスケート女子)など

15 1988 カルガリー(カナダ)
  スピードスケート男子500mでは日本の黒岩彰が銅メダル。橋下聖子がスピードスケート5種目全て入賞。映画「クール・ランニング」にもなったボブスレーのジャマイカチームが登場した。「爆弾男」アルベルト・トンバがアルペンスキー男子回転、大回転で金。カタリナ・ビット(東ドイツ、フィギュアスケート女子)はオリンピック2連覇。他活躍した選手はマッチ・ニッカネン(フィンランド、スキージャンプ男子)、ピルミン・ツルブリッゲン(スイス、アルペンスキー男子滑降)

16 1992 アルベールビル(フランス)
  日本勢では三ヶ田礼一・荻原健司・河野孝典のノルディック複合団体が金。フィギュア女子の伊藤みどりと、スピードスケート男子500mの黒岩敏幸が銀の他、銅メダル4つと過去最多

17 1994 リレハンメル(ノルウェー)
  この大会から夏季大会と同年開催ではなくなり、夏冬と2年ごと開催に。日本勢は阿部雅司・荻原健司・河野孝典のノルディック複合団体が連覇。河野は複合個人でも銀。ジャンプ団体ラージヒルは惜しくも銀。スピードスケート堀井学(500m)山本宏美(5000m)が銅
  
18 1998 長野(日本)
  国内開催のこの大会で日本勢はジャンプ団体の金メダルなど10個のメダル(金5/銀1/銅4)を獲得。里谷多英(モーグル 金)、清水宏保(スピードスケート男子500m 金)、岡崎朋美(スピードスケート女子500m 銅)などが活躍

19 2002 ソルトレークシティ(米国)
  日本勢は長野大会に続き、清水が銀、里谷が銅を獲得

20 2006 トリノ(イタリア)
  この大会唯一の日本人のメダリストはフィギュア女子の荒川静香

21 2010 バンクーバー(カナダ)
  日本勢の金メダルは無しだが、フィギュアスケート女子で浅田真央が銀、男子で高橋大輔が銅など銀3銅2

そして、今年がソチ(ロシア)での開催となっている。参考までに、次回は2018年に韓国の平昌(ピョンチャン)での開催が予定されている。


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