トランプを当選させたコピーライティングの秘密 (1/4) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

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トランプを当選させたコピーライティングの秘密

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神田昌典、横田伊佐男ダイヤモンド・オンライン#ドナルド・トランプ
横田 伊佐男(Isao Yokota)/CRMダイレクト株式会社代表取締役。東京都生まれ。横浜国立大学大学院博士課程前期経営学(MBA)修了。シティグループ、ベネッセグループにて、一貫してマーケティングに従事。約6000商品のプロモーション経験、大手企業100社超のコンサルティング経験を体系化し、2008年に独立。「使えなきゃ意味がない」を信条に、使えて成果につながる戦略立案を徹底的にたたき込む日本唯一のプロフェッショナル・マーケティングコーチ。企業や受講者の課題点をすばやく摘出し、短時間で確実な成果へと引き上げる「超訳力」を駆使したマーケティング研修講座は、上場企業ホールディングス、政府系金融機関、欧州トップの外資系金融企業、意欲ある中小企業経営者等からの依頼が絶えず、これまでの受講者はのべ2万人を数える。ダイレクトマーケティングフェア、CRMカンファレンスなど講演多数。著書に、『最強のコピーライティングバイブル』(ダイヤモンド社)、『一流の人はなぜ、A3ノートを使うのか?』(学研パブリッシング)、『ケースブック 価値共創とマーケティング論』(分担執筆、同文舘出版)がある。2016年10月から横浜国立大学非常勤講師(国際マーケティング論)。横浜国立大学成長戦略研究センター研究員

横田 伊佐男(Isao Yokota)/CRMダイレクト株式会社代表取締役。東京都生まれ。横浜国立大学大学院博士課程前期経営学(MBA)修了。シティグループ、ベネッセグループにて、一貫してマーケティングに従事。約6000商品のプロモーション経験、大手企業100社超のコンサルティング経験を体系化し、2008年に独立。「使えなきゃ意味がない」を信条に、使えて成果につながる戦略立案を徹底的にたたき込む日本唯一のプロフェッショナル・マーケティングコーチ。企業や受講者の課題点をすばやく摘出し、短時間で確実な成果へと引き上げる「超訳力」を駆使したマーケティング研修講座は、上場企業ホールディングス、政府系金融機関、欧州トップの外資系金融企業、意欲ある中小企業経営者等からの依頼が絶えず、これまでの受講者はのべ2万人を数える。ダイレクトマーケティングフェア、CRMカンファレンスなど講演多数。著書に、『最強のコピーライティングバイブル』(ダイヤモンド社)、『一流の人はなぜ、A3ノートを使うのか?』(学研パブリッシング)、『ケースブック 価値共創とマーケティング論』(分担執筆、同文舘出版)がある。2016年10月から横浜国立大学非常勤講師(国際マーケティング論)。横浜国立大学成長戦略研究センター研究員

 約3年の月日をかけて、伝説の名著3部作・計4冊2000ページ超が1冊に凝縮された『最強のコピーライティングバイブル』は発売たちまち重版出来!

 その中身は、鉄板の法則を「骨」とし、国内成功24業種100事例で解説されている。

 数多くの事例を分析してきた著者の横田伊佐男氏は、なんとアメリカ大統領選前の9月21日にトランプ大統領の誕生を予見していた!?なぜ、アメリカでトランプ大統領が誕生したのか?

 コピーライティングの見地からその分析内容を紹介してもらおう。

●なぜトランプ氏は世界を驚かせたのか?

 2016年10月8日から明けた翌日、全世界に衝撃が走った。大方の予想を覆して、アメリカ新大統領にトランプ氏が選ばれたからだ。

 もともとトランプ氏は、立候補者としての下馬評が低いことから「ダークホース」、政治経験のなさから「アウトサイダー」と呼ばれてきた。つまり、周囲の評価は低かったのである。そのため、トランプ氏の当選には全世界に衝撃が走ったのだ。

 トランプ氏の評価が低かった理由に、2つのものがあった。

 1つは、政治経験のなさ。これまでアメリカ大統領に就任した候補者は、全員政治経験があり、それを「実績」として選挙民にアピールしてきた。

 もう1つは70歳という「史上最高齢」である。超大国のリーダーを任せるには健康面に懸念が残る。

 では、それでもなぜ、トランプ氏がここまではい上がり、最終的に大統領に選ばれたのだろうか?

 アメリカ歴代大統領の中でもジョン・F・ケネディ第35代大統領(任期:1961~63)は、現在でも人気が高く、当時のニクソン候補と僅差の大統領選を制したことで知られる。ケネディ氏が、上院議員としての実績、43歳という若さを武器に当選したことを考えると、トランプ氏は「政治経験なし」「史上最高齢」と、ケネディ氏とは真逆の武器、いや武器なしで当選したことになる。

 しかし、私は驚かなかった。トランプ氏は、勝つべくして勝ったのだ。事実、大統領選前の2016年9月21日のダイヤモンド書籍オンライン対談記事『トランプvsヒラリー、いよいよ決着!?選挙戦を左右する「最高のプレゼン×最強のコピー」術とは?』では、トランプ氏が優勢になるのではないかということを想定していた。

 なぜ、そんなことを想定していたかというと、トランプ氏はケネディ氏を上回る「武器」を有していたからである。その武器とはいったい何なのか?

●トランプ氏の武器はコピーライティング術

 トランプ氏は「政治経験」「若さ」という武器なし、劣勢からいかに大統領の座をつかんだのか?それは、トランプ氏の巧みなスローガン術というべき、コピー術が大きな武器になったからである。

 世の中を支配する2つの大きな力は、「言葉」と「数字」だ。人は「言葉」によって影響され、「数字」によって管理されている。

 だが、この2つを比較すると「言葉>数字」の図式になる。つまり、言葉の影響が大きい。アメリカ国内景気を好転させたこともない、つまり「数字」の実績を持たないトランプ氏が、支持されたのは、「言葉」の影響が大である。

 その「言葉」をビジネススキルへ昇華させたのが、「コピーライティング」だ。拙著、『最強のコピーライティングバイブル』でも紹介しているが、人を惹きつけ、読み手に行動してもらうためには体系立った手法がある。


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