車好きのスターが巻き起こした、人には言えないヤバイ出来事 (1/3) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

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車好きのスターが巻き起こした、人には言えないヤバイ出来事

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ジャッキー・チェン香港を代表する映画俳優/監督。1954年香港生まれ。7歳から10年間、中国戯劇学院にて京劇を学ぶ。1978年に主演した香港映画『酔拳』が大ヒットとなり日本でもジャッキー・チェンの名が知れ渡る。その後、1980年代からはハリウッドに進出し『プロジェクトA』『ポリス・ストーリー』と主演作が立て続けに大ヒットを記録。世界的な大スターの座を築き現在に至る。アクションとコメディを両立させた作風には熱狂的なファンが多い。最新の自伝『永遠の少年』が絶賛発売中!

ジャッキー・チェン
香港を代表する映画俳優/監督。1954年香港生まれ。7歳から10年間、中国戯劇学院にて京劇を学ぶ。1978年に主演した香港映画『酔拳』が大ヒットとなり日本でもジャッキー・チェンの名が知れ渡る。その後、1980年代からはハリウッドに進出し『プロジェクトA』『ポリス・ストーリー』と主演作が立て続けに大ヒットを記録。世界的な大スターの座を築き現在に至る。アクションとコメディを両立させた作風には熱狂的なファンが多い。最新の自伝『永遠の少年』が絶賛発売中!

お気に入りのパンダのぬいぐるみ「レイジー」とともに自転車で街をゆくジャッキー

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世界中のファンから歓待を受けるジャッキー

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永遠の少年―――ジャッキー・チェン自伝

ジャッキー・チェン、朱墨著/鄭重訳

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 ジャッキー・チェンの最新自伝『永遠の少年』邦訳版がついに刊行!

 挫折と成功、命がけの撮影、切ないロマンス、黒社会との関係、浮気と隠し子問題、息子の大麻事件、引退や生死について等々、これまで語られてこなかった秘密エピソードが満載です。本連載では、映画を超えるような彼の人生を同書から抜粋して紹介します。

*  *  *
 ジャッキーは無類の運転好きである。自身のドライブテクニックにはかなり自信があるようで、駐車場から車を出すだけでも、曲がり角があれば必ずドリフトし、片手でハンドルを握りながらヘッドライトを点滅させつつ、もう片方の手でクラクションを鳴らすという。テコンドー全国大会優勝経験がある女優のジャン・ランシンでさえもジャッキーの助手席に乗ったとたんに吐いてしまったそうだ。そんなジャッキーの車にまつわるエピソードを紹介しよう。

●路上駐車の対処法

『ドラゴンロード』の撮影で台湾に行ったときはまだ20代だった。インペリアルホテル台北に滞在していたが、近くの道には曲がり角があって、仕事上がりに車に乗って帰ってくると、そこにはいつも車が停まっているので曲がれなかった。たった1台の車に、道全体がふさがれてしまっている。

 で、紙に「近隣の迷惑を考えてください、ここに停めないでください」と書いて、ノリでその車に貼ったんだ。

 何日かすると、まるで効果がないと分かった。相変わらず毎日のようにその車を見かける。あるときなんかは、後ろからも何台か車が来て、みんなで下がらなければならなかった。すごくむかついたんで、お仕置きしてやろう、と思った。

 それで、ホテルの部屋に行って、テーブル・ナイフを持ってきた。成家班の人たちに見張らせて、その隙にタイヤを4つともパンクさせた。次の日からは、もうすっかりこの車を見かけなくなった。怖くてそこに停められなくなったんだろう。で、毎日スムーズに帰れるようになった。こんなやり方は、まったく間違っているが、ルールを守れない人たちをやっつけるためにはこうするしかない。

 台湾の路駐問題について、テレビのインタビューに答えたことがある。そのときは、路駐する車は、自治体が撤去すればいい、と言った。その案はなんと、ほんとに採用された。それで、路駐の車がだいぶ減ったと聞く。やっぱり、たまにはこういう容赦のない手段をとるべきなんだ。君もそう思うだろ?

 たとえば北京だったら、ひどい路駐を見かけたら、そいつの車を天津まで運んでしまえばいい。持ち主が車を取り返すためには、運送費も自分で出して、車を天津まで取りに行って、かつそこで罰金を払わなければならない。こういうやり方がなぜ効くかというと、みんな、面倒くさいことが嫌いだからだ。罰金だけでは効果がない場合がある。とくに金持ちにとって、罰金なんて痛くも痒くもない。しかし、車を取り返すためには他の町に行かなければならないとなると、路駐する前に、よく考えるようになるだろう。

 ヨーロッパのどこかの国では、路駐して3回目だと記録されると、政府は戦車を出動させて、その車を平らに押しつぶすらしい。すごいだろ?

●渋滞をなくすには

北京の道路交通がめちゃくちゃなのを見ると、自分が交通運輸部の部長になって、その問題点を解決したくなるほどだ。

 渋滞を見ると、車から降りて、交通警察をやりたいと本気で思う。北京の渋滞は誰もが先に行こうとするから起きるので、譲り合う精神が少しでもあれば解消される。交通事故も、誰もが他の人に譲らないから、互いを小突いているうちに、ぶつかってしまう。するとこれが何キロもの渋滞を作ってしまう。車道が3本しかないのに、4本か5本あるかのように押し合って、さらにこの中に割り込もうとするから、渋滞になるわけだ。みんながルールを守って、少しでも譲り合えば、いまのようには渋滞しないはずだ。

 いま、北京に車がどんどん増えてくるのを見ると、シンガポールを思い出す。この国はこぢんまりしていて、公共交通機関も発達しているが、乗用車に対する管理方法も優れている。

 まず、車の値段設定が二段階になっている。ロールス・ロイスを1台買うとして、300万を出すだけでは、晩の7時から次の日の朝7時までしか運転できない。600万でやっと1日中乗れる。シンガポールでは金持ちの子どもたちが、こういう“ゾンビ車”を持っている。ランボルギーニとかも半額で、1000万の車を500万で買えるけど、夜中にしか走らせられないから、“ゾンビ車”だ。


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