- コラム・小説
- 記事
小林麻央・海老蔵さんの記事を読み、大変だなぁと思っていたその日の夕方のことです。11歳半になるヨーキーのももちゃん(写真)のブラッシング中、いつもおなかを出すのを嫌がるので、おなかのほうは手のひらでマッサージをし始めた時、娘が、「ももちゃん、おっぱいちょっと変やで」。
触ってみると左下の乳首の1カ所にしこりがありました。慌てて動物病院に電話をかけ、次の日朝一番に診察してもらいました。
診断は「乳腺混合腫瘍」。2週間後に手術が決まり、人間に良いものは犬にも良いと思い、できるだけいろいろ食べさせました。すると今度は太ってしまい、また慌てて減量させる、てんやわんやがありました。
ももには娘と孫娘が1匹ずついますが、ももが世話をしたせいか、孫娘の「さな」とは親子のような関係で、いつも一緒。遠くから見たら双子と言っても通用する感じで、リボンのゴムの色を変えておかないと間違えてしまいそうです。
ごはんの時、さなに「呼んできて」と言うと、「早く来い」と言わんばかりに半分怒りながら、ももを呼びに行きます。孫のさなのためにも、ももには長生きしてほしいなぁと思っていた矢先の出来事でした。
2週間後、病理検査の結果を教えてもらい、やはり悪性で、人間で言えばがんと言われました。先生にこれからどうすればよいかと尋ねると、「またできたら切ったらええ。そんなん気にせんでもええ」と言われてビックリしました。
1年前にも子宮蓄膿症で手術を受けていたのでとても心配していたのに、答えがコレって……と一瞬動きが止まってしまいました。
でも、先生の言葉通り、これからもいつものように接しながら、ちょっとだけいつも以上に愛情を注いでいこうと思っています。
あわせて読みたい
別の視点で考える
特集をすべて見る
この人と一緒に考える
コラムをすべて見る
カテゴリから探す
-
ニュース
-
教育
-
エンタメ
-
スポーツ
-
ヘルス
-
ビジネス