- コラム・小説
- 記事
今年の6月、夫が仕事の帰りにふらっと寄ったペットショップで一目ぼれして連れて帰ってきたセキセイインコのナンシー(写真)です。
ナンシーは、自分でブランコを激しく揺らしておいて、そこに飛び乗る荒業が好きな、なかなかワイルドな子です。
怖い奥さん(私のことなんですが……)と元気すぎる小学生の娘に、日ごろ何かとやりこめられてばかりの夫はナンシーにデレデレ。
ナンシーが鳴いたら、「なんてきれいな声なんだ」。青菜を食べれば、「食べ方がかわいい」。「新しくできた娘に癒やされる~」と猫かわいがりで、お世話をせっせとする毎日です。
たまの休日も、口笛を吹きながらケージを洗ったり、写真を撮ったり、ナンシーのおもちゃを探すためにペットショップをはしごしたり……。
こんなに楽しそうな夫を見たのは本当に久しぶりかも、と娘と2人で思わず苦笑い。
ひとりだけじゃ可哀想だから、もう一羽飼おうという娘の提案にも、「ナンシーは優しいから、後から来た子にイジメられるかもしれないからダメ!!」と、すっかり親バカぶりを発揮しました。
ところが、わが家に来たときにはナンシーの性別はまだわかっていなかったのですが、ここにきて男の子である可能性が浮上してきました。
しばらく落ち込んでいた夫でしたが、やがて「女の子だろうと男の子だろうと、やっぱりナンシーは世界一かわいい」ときっぱり。
今日も「パパ大好き」というフレーズをナンシーに教えてから会社に向かう夫なのでした。
ナンシー、早く手乗りになって、これからも私の分までパパを癒やしてあげてね。
あわせて読みたい
別の視点で考える
特集をすべて見る
この人と一緒に考える
コラムをすべて見る
カテゴリから探す
-
ニュース
-
教育
-
エンタメ
-
スポーツ
-
ヘルス
-
ビジネス