テイラー・スウィフト、「オール・トゥー・ウェル(テン・ミニット・ヴァージョン)」が米スタンフォード大学のコースで履修可能に
テイラー・スウィフト、「オール・トゥー・ウェル(テン・ミニット・ヴァージョン)」が米スタンフォード大学のコースで履修可能に

 テイラー・スウィフトの「オール・トゥー・ウェル(テン・ミニット・ヴァージョン)」が、米スタンフォード大学の来期の授業で取り上げられる。

 コース名は楽曲名にかけた“オール・トゥー・ウェル(テン・ウィーク・ヴァージョン)”で、スタンフォード大学の“入門研究(Introductory Studies)”傘下にある授業の一つとして、次の冬学期に開講される。卒業生のノーナ・ハンゲイト(Nona Hungate)が講師を務め、このヒット曲の感情に訴える歌詞を”深く分析する”ことを約束している。

 スタンフォード大学のウェブサイトによると、ITAL99の各コースは、「プログラムの卒業生が教えるトピックを学生に紹介する。四半期ごとにユニークなコースが用意されており、これらの学生主導のクラスは実践的な学習に重点を置いており、旅行スケッチ、水彩画、作曲、即興演技、アニメーション、デジタル・アートなど、さまざまなテーマが含まれている」とのことだ。

 テイラーの芸術性は、全米の数多くの大学で研究テーマとして取り上げられることが多くなっている。2022年2月、ニューヨーク大学のクライヴ・デイヴィス・インスティチュート・オブ・レコーデッド・ミュージックは、米ローリング・ストーンのライターであるブリタニー・スパノスが教える、テイラーに関する初めての授業を開始した。昨年8月には、テキサス大学オースティン校が“Literary Contests and Contexts - The Taylor Swift Songbook”と題された新しい一般教養科目を展開し、彼女の作品をチョーサー、シェイクスピア、ワイアット、コールリッジ、キーツ、ディキンソン、プラスの類と一緒に学び、”必読文献”には彼女の最新アルバム4枚が含まれている。

 一方、テイラー自身は、開始前から大注目されている【The Eras Tour】の準備中だ。初日は現地時間2023年3月17日の米アリゾナ州グレンデールのステート・ファーム・アリーナ公演で、パラモアとゲイルがオープニング・アクトを務める。