井口理の50ページ総力特集『SWITCH』発売、表紙テーマは自身の「遺影」
井口理の50ページ総力特集『SWITCH』発売、表紙テーマは自身の「遺影」

 井口理が表紙巻頭特集となる雑誌『SWITCH』が、2023年2月20日に発売される。

 今号の表紙は、これまで自分自身が望むと望まざるにかかわらず作り上げてきた“井口理像”をぶち壊し、その先で新しい“井口理”に出会おうとしていた井口が選んだ自身の「遺影」をテーマに撮影。総力特集は「PERSONA 井口理の実像と虚像」で、King Gnuのボーカリストや役者として活動し、TVやラジオ、SNS等のメディア上で奔放に振る舞うなど、時と場合に応じて多様な登場人物を演じているかのような表現者・井口理の姿を知るための50ページとなる。

 誌面には、スタジオセットで撮影した「表現者・井口理」と屋外にてモノクロームで撮影した「人間・井口理」の全20ページ撮り下ろしフォトストーリーや、「音楽」「役者」「メディア」「パーソナル」の4つのテーマで井口理が真摯に自分自身について語る合計14,000字のロングインタビュー、各分野で井口と活動を共にする、彼の理解者たちが証言する井口理像などを掲載。また、昨年12月から始まった本特集の制作期間、2022年12月14日~2023年1月29日まで井口理が記した日記が特別公開される。

 なお、スイッチWEBで本誌を購入すると「井口理 A2 ポスター」が特典として付属する。

◎SWITCH井口理ロングインタビューより
「今回の表紙のビジュアルは今の自分が考えていることを形にしたいと思い、意見を言わせてもらったんです。そういうことは今までならあまりなかったんですけど。つい最近まで本来の自分ではない自分を演じていた自覚があったし、本当の自分なんて知られなくていいとさえ思っていた。戯けたり去勢を張ったりして突き進んできた。でも、そういうある意味作られたというか、本当の自分とは違う虚像の自分に、これから先みんなについてきてもらうのは怖いことだなと思ったんです。もちろん本当の自分をすべて理解してもらうというのは無理だとわかった上で、自分自身にもっと素直でいたい。」
「多面的な井口理を見せたいというスイッチ側から提案された大きなテーマがあって、それを写真で表現しようと考えた時に、見る人によって解釈が広く捉えられるものにしたいと思ったんです。自分を遺影として置き、そこに自分が存在する一枚絵を見せることができたら、過去の自分、虚像の自分、それを自身で供養している、もしくはそれが幽霊として存在している。そんなテーマで表現されています。」

◎発売情報
『SWITCH Vol.41 No.3(2023年3月号)』
特集:PERSONA 井口理の実像と虚像
2023年2月20日(月)発売
1,000 円(tax out)

【出演ラインナップ】
OSRIN(映像作家・アートディレクター)/高岩遼(ミュージシャン)/河村康輔(コラージュアーティスト)/今利光(King Gnu ローディー)/伊藤ちひろ(映画監督・脚本家)/行定勲(映画監督)/内山拓也(映画監督)/aiko(ミュージシャン)/舟崎彩乃(ニッポン放送ラジオディレクター)/高橋亘(放送作家)(※)/新井和輝(King Gnu/ミュージシャン)/大澤良太朗(伊那市ライブハウス「GRAMHOUSE」店長)/一ノ瀬健太(アーティスト・キュレーター)/井口達(実兄/声楽家)

※高橋亘の高ははしご高が正式表記。