レディー・ガガ、ツアー最終公演を荒天のため短縮 ファンに涙ながらに謝罪
レディー・ガガ、ツアー最終公演を荒天のため短縮 ファンに涙ながらに謝罪

 レディー・ガガが、2022年9月17日に米フロリダ州マイアミで開催したコンサートを短縮したあと、SNSで涙ながらにファンにメッセージを伝えた。
 
 ガガは17日に、その夜にハードロック・スタジアムで行われた彼女の【クロマティカ・ボール・ツアー】の最終公演が、危険な雷雨のため突然中止になった理由を説明する動画をインスタグラムに投稿した。この動画で彼女は涙を堪えながら、「今夜のマイアミ公演を最後までやろうとしたんですが、雨がやみかけても雷がすぐそばの地面に落ちてきていたからできなかったんです」と説明した。

 続けて彼女は、「長い間、こう、筋金入りの悪女になってみたいと思ってきたけれど、責任感と愛情も持っていたいと心から思っているんです。観客の誰かや、スタッフ、バンドやダンサーのメンバーに何かあったら、私はどうしたらいいのか分かりません」と述べた。

 ガガは、2020年のアリアナ・グランデとのコラボ曲「レイン・オン・ミー」を実際の雷雨の中で披露できなかったことを謝罪しつつも、パフォーマンスを短くしたことは責任ある決断だったと語った。

 別のインスタ投稿で彼女は、「ショーを最後までできなくてごめんなさい、雷が予測不可能で、刻々と変化したので」と綴り、「あのね、何年もの間、皆さんの中の何人かは私を“マザー・モンスター”と呼んでくれてましたよね。(だから)心の奥底では、皆さんの安全を守ることがより良いことだと分かっていました。信頼してくれてありがとう」とファンに感謝した。

 17日に行われたマイアミ公演は、2020年のアルバム『クロマティカ』を引っ提げたグローバル・ツアー【クロマティカ・ボール】の最終日だった。このスタジアム・ツアーは、新型コロナウイルスの大流行により2度延期されていた。