【米ビルボード・アルバム・チャート】バッド・バニー首位返り咲き、ルーク・コムズ/クリス・ブラウンTOP5デビュー

2022/07/04 13:13

【米ビルボード・アルバム・チャート】バッド・バニー首位返り咲き、ルーク・コムズ/クリス・ブラウンTOP5デビュー
【米ビルボード・アルバム・チャート】バッド・バニー首位返り咲き、ルーク・コムズ/クリス・ブラウンTOP5デビュー


 バッド・バニーの『Un Verano Sin Ti』が返り咲き、通算3週目の首位を獲得した、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。
 5月21日付でNo.1デビューを飾った『Un Verano Sin Ti』は、3週のブランクを経て6月18日付で1位に返り咲き、2週間2位をキープした後、今週(7月9日付)3週目の首位を獲得した。
 2022年のチャートで首位獲得週が3週を上回ったのは、1月から3月に計9週を記録した『ミラベルと魔法だらけの家』のサウンドトラックと本作のみで、3度目の返り咲きを果たしたのは、2021年9月18日から10月2日、10月23日、11月6日の同3回、計5週を記録したドレイクの『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』以来の快挙。なお、初登場から8週間以上TOP2をキープしたのも、2021年9月18日付から11月13日付までの計9週を記録した『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』以来となる。
5月21日 1位(274,000ユニット)
5月28日 2位(182,000ユニット)
6月4日 2位(155,000ユニット)
6月11日 2位(141,500ユニット)
6月18日 1位(137,000ユニット)
6月25日 2位(129,000ユニット)
7月2日 2位(121,000ユニット)
7月9日 1位(115,000ユニット)
 前週から5%減少したものの、今週も115,000ユニットと高記録を維持し、初登場から8週連続で10万ユニットを突破した『Un Verano Sin Ti』。そのうち、アルバム・ストリーミングが114,000(1億6,018万回)で、セールスとトラックによるユニットはいずれもわずか1,000未満だった。デビュー週からの連続記録としては、2016年5月21日付から7月23日付まで10週連続で10万ユニットを突破したドレイクの『ヴューズ』以来、約6年ぶりの記録を更新している。
 『Un Verano Sin Ti』は、全編スペイン語によるアルバムとして自身の『El Ultimo Tour Del Mundo』(2020年12月12日付)に続く史上2作目の首位を獲得し、複数週1位を獲得した初のタイトルとしての記録を達成した。なお、英詞以外のアルバムがBillboard 200で初めて首位を獲得したのは、1964年に計10週を記録したザ・シンギング・ナン(ラ・スール・スーリール)の『ザ・シンギング・ナン』で、英詞以外で首位を獲得した歴代15作のうち、複数週達成したのはその2作のみとなる。
 続いて、今週2位には米ノース・カロライナ州出身のカントリー・シンガー=ルーク・コムズの新作『グロウイン・アップ』が初登場。初動ユニットは74,000で、その内訳アルバム・ストリーミングが44,000、アルバム・セールスが28,000、トラックによるユニットは2,000だった。アルバムの週間ストリーミングは、全12曲で5,633万回を記録している。
 本作は、2019年11月にリリースした前作『ホワット・ユー・シー・イズ・ホワット・ユー・ゲット』以来約2年半ぶり、3枚目のスタジオ・アルバムで、EP『ザ・プリクエル』(2019年)を含む4作目のTOP5入りを果たした。
4位『ディス・ワンズ・フォー・ユー』(2018年)
4位『ザ・プリクエル』(2019年)
1位『ホワット・ユー・シー・イズ・ホワット・ユー・ゲット』(2019年)
2位『グロウイン・アップ』(2022年)
 2022年にリリースされたカントリー・アルバムとしては、初登場での順位、週間チャートでの順位いずれも本作が今週最高位を更新している。
 先週No.1デビューしたドレイクの新作『オネストリー、ネヴァーマインド』は、初登場週から64%減少の73,000にユニット数が急落し、今週3位にランクダウンした。
 続いて4位には、クリス・ブラウンの新作『ブリージー』がデビューし、自身12作目のTOP10入りを果たしている(内3作が1位)。初動ユニットは72,000で、その内訳66,000がアルバム・ストリーミング、5,000がアルバム・セールス、1,000がトラックによるユニットだった。初週のストリーミングは、全24曲で8,736万回を記録している。
 5位には、先週の18位からリル・ダークの『7220』が浮上した。本作は、今年の3月26日に初登場1位を記録した後5月までTOP10にランクインしていたが、6月24日に13曲を追加したデラックス盤がリリースされたため、今週息を吹き返した。ユニット数は、前週から217%増加の68,000に急増している。
 6位は、先週の3位からハリー・スタイルズの『ハリーズ・ハウス』(63,000ユニット / 21%減少)がランクダウンし、7位にはTWICEのナヨンによる1stミニ・アルバム『IM NAYEON』がデビューした。TWICEとしては、昨年『Taste of Love』(6位)、『Formula of Love: O+T=
 『IM NAYEON』の初動ユニットは57,000で、その内訳アルバム・セールスが52,000、アルバム・ストリーミングが4,000(全7曲で656万回)トラックによるユニットは1,000弱だった。週間セールスとしては、今週のトップ・アルバムに輝いている。なお、52,000枚の内訳98%がCDによる売り上げで、デジタル・ダウンロードはわずか2%だった。
 新作の登場によりモーガン・ウォレンの『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』は先週の5位から8位にダウンしたが、週間ユニットは51,000(3%減少)で安定している。
 続いて9位には、米カリフォルニア州サンディエゴ出身のシンガー・ソングライター=コナン・グレイの新作『スーパーエイク』が初登場し、最高5位を記録したデビュー・アルバム『キッド・クロウ』(2020年)に続く2作連続のTOP10入りを果たした。初動ユニットは43,000で、アルバム・セールスが27,000、アルバム・ストリーミングが16,000(全12曲で2,247万回)トラックによるユニットが1,000弱をそれぞれ記録している。
 10位は、 フューチャーの『アイ・ネヴァー・ライクド・ユー』 (43,000ユニット / 12%減少)が先週の6位からダウンした。

Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートは7月8日以降掲載予定となります。
◎【Billboard 200】トップ10
1位『Un Verano Sin Ti』バッド・バニー
2位『グロウイン・アップ』ルーク・コムズ
3位『オネストリー、ネヴァーマインド』ドレイク
4位『ブリージー』クリス・ブラウン
5位『7220』リル・ダーク
6位『ハリーズ・ハウス』ハリー・スタイルズ
7位『IM NAYEON』ナヨン
8位『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』モーガン・ウォレン
9位『スーパーエイク』コナン・グレイ
10位『アイ・ネヴァー・ライクド・ユー』フューチャー

あわせて読みたい

  • 【米ビルボード・アルバム・チャート】バッド・バニー『Un Verano Sin Ti』通算6週目の首位、リゾが2位に続く

    【米ビルボード・アルバム・チャート】バッド・バニー『Un Verano Sin Ti』通算6週目の首位、リゾが2位に続く

    Billboard JAPAN

    7/25

    【米ビルボード・アルバム・チャート】バッド・バニー『Un Verano Sin Ti』通算4週目の首位、シャインダウンTOP5デビュー

    【米ビルボード・アルバム・チャート】バッド・バニー『Un Verano Sin Ti』通算4週目の首位、シャインダウンTOP5デビュー

    Billboard JAPAN

    7/11

  • 【米ビルボード・アルバム・チャート】バッド・バニー『Un Verano Sin Ti』通算7週目の1位、SEVENTEEN/ジャック・ホワイトTOP10デビュー

    【米ビルボード・アルバム・チャート】バッド・バニー『Un Verano Sin Ti』通算7週目の1位、SEVENTEEN/ジャック・ホワイトTOP10デビュー

    Billboard JAPAN

    8/1

    【米ビルボード・アルバム・チャート】『ミラベルと魔法だらけの家』サントラ4週目のNo.1、ザ・ウィークエンド最新作2位へ再浮上

    【米ビルボード・アルバム・チャート】『ミラベルと魔法だらけの家』サントラ4週目のNo.1、ザ・ウィークエンド最新作2位へ再浮上

    Billboard JAPAN

    2/7

  • 【米ビルボード・アルバム・チャート】アデル『30』4週連続首位、ジュース・ワールド遺作第二弾が2位に続く

    【米ビルボード・アルバム・チャート】アデル『30』4週連続首位、ジュース・ワールド遺作第二弾が2位に続く

    Billboard JAPAN

    12/20

別の視点で考える

特集をすべて見る

この人と一緒に考える

コラムをすべて見る

カテゴリから探す