ポスト・マローン、飛び入り参加したビリー・ストリングスのライブで故ジョニー・キャッシュをカバー
ポスト・マローン、飛び入り参加したビリー・ストリングスのライブで故ジョニー・キャッシュをカバー

 現地時間2022年4月13日、ポスト・マローンが、米カリフォルニア州サンタ・アナのThe Observatoryで行われた気鋭ブルーグラス・アーティスト、ビリー・ストリングスのライブに飛び入り参加し、故ジョニー・キャッシュによる名曲をカバーした。

 ファンが撮影した動画には、黒のTシャツとジーンズという装いのポスト・マローンが、リラックスしたムードでステージに登場する姿が映っている。ビリーにハグをした彼は、生ビールとタバコを持った手をあげ、観客からの歓声に応じた。ビリーが「バックステージで見かけたから、ステージにひっぱりあげて、みんなのために歌ってもらおうと思ったんだ」と説明すると、ポスト・マローンは「彼はとにかく最高なんだ」とビリーを称賛した。

 ビリーが故ジョニー・キャッシュの「コカイン・ブルース」のイントロを演奏し始めると、ポスト・マローンは吸っていたタバコをステージ上で消してもいいか確認した。二人は息のあった様子でアコースティック・ギターをプレイし、マローンは満面の笑みを浮かべながらボーカルも担当した。途中ビリーがその特徴的なピッキング奏法を披露すると、続いてバンド・メンバーによる見事なマンドリン・ソロに突入した。その後もビリーやバンジョー奏者による軽快な演奏が続き、後半ではビリーとマローンが頭をくっつけながら演奏する仲睦まじい一幕もあった。

 米ローリング・ストーンによると、ビリーは2020年11月にマローンとの2ショットを自身のインスタグラムで公開しており、二人の友情は現在も続いているようだ。