HYDE、20周年記念コンサート2公演の映像作品リリース決定
HYDE、20周年記念コンサート2公演の映像作品リリース決定

 HYDEが、20周年記念に開催したオーケストラコンサート2公演の映像作品化が決定した。

 HYDEがソロ活動20周年を迎えた2021年。6月25日から東京・中野サンプラザホールを皮切りに、全国11都市14公演を廻る壮大なコンサートツアー【20th Orchestra Tour HYDE ROENTGEN 2021】が幕を開けた。

 総勢22名のオーケストラを率いたHYDEの新たなる旅。オーケストラを擁したコンサートは過去にも行われているが、ツアーとして全国を廻るのはこれが初となる。

 ツアータイトルにも冠されている通り、2002年にリリースされたソロ1stアルバム『ROENTGEN』に収録された楽曲を中心に、新曲「NOSTALGIC」「FINAL PIECE」を含む数々の名曲が披露された。

 HYDEの内側に息づく“静”の世界観を具現するため、バンドとは異なるアプローチで制作された『ROENTGEN』。それ故に、コンサートでの再現を想定しておらず、実際に今ツアーに至るまで公演はほぼ行なわれてこなかった。

 コロナ禍によりハードかつアグレッシヴなライブの開催が困難となっている状況下で、今しかできない音楽表現を追求し、そしてソロ活動20周年のアニバーサリーだからこそ実現できたツアーとなった。

 7月31日と8月1日には、【20th Orchestra Concert 2021 HYDE HEIANJINGU】と銘打ち京都府・平安神宮特設ステージにて開催されたコンサートを実施。

 “コンサート”と聞いて思い浮かべる映像とは明らかに一線を画し、オーケストラ22名にさらに16名の雅楽奏者が加わり、西洋楽器と和楽器が融合した生演奏とHYDEの伸びやかでスケール感のある歌声が夏の夜空に響き渡った同公演。

 ステージ背後にそびえる大極殿、両サイドに位置する白虎楼と蒼龍楼はライトアップにより荘厳に色を変え、オーケストラと雅楽のアンサンブルに合わせて四季をドラマティックに演出するプロジェクションマッピングが美しい。

 そして連綿と紡がれてきた日本古来の伝統と風景、季節は巡りながらも移ろわず保たれてきたその美しさに想いを馳せ、狂おしくシャウトするHYDEの息を呑むほどの迫力に圧倒される内容となった。

 これらソロ20周年を記念したオーケストラコンサートの一連を『HYDE 20th Anniversary ROENTGEN Concert 2021』と題してまとめた映像作品の発売が決定。

 DISC1には【20th Orchestra Tour HYDE ROENTGEN 2021】のライブ映像を収録。DISC2には【20th Orchestra Concert 2021 HYDE HEIANJINGU】のライブ映像を収録する。

 また、数量限定の豪華BOX盤は、2021年10月に開催された【HYDEPARK 2021】で上映された映像を元に新規映像も加えて再編集したROENTGENツアー・雨の平安神宮公演初日、そして【?ミサ 2021 Wakayama】に至るまでを追った長尺ドキュメンタリー映像“Orchestra Concert Documentary”が収録される。

 さらに、11月にオーケストラコンサートのフィナーレとしてHYDEの地元和歌山にて開催された【20th Orchestra Concert HYDE ?ミサ 2021 Wakayama】の貴重なライブ音源も収録。同郷の玉置成実をスペシャルゲストとして迎えた2曲も含む、全20曲となっている。

◎リリース情報
『HYDE 20th Anniversary ROENTGEN Concert 2021』
2022/7/27 RELEASE
<完全数量限定・豪華BOX盤>
UIXV-90028 22,000円(tax in.)
<通常盤:Blu-ray>
UIXV-10022/3 12,100円(tax in.)
<通常盤:DVD>
UIBV-10059/60 9,900円(tax in.)