エド・シーラン、10日後に“変化球”な新プロジェクトの第一弾をリリースと予告
エド・シーラン、10日後に“変化球”な新プロジェクトの第一弾をリリースと予告

 ニュージーランドの番組『Project NZ』のインタビューに応じたエド・シーランが、今月末までにサプライズ・プロジェクトの一部を先行リリースすると予告した。

 エドは、2023年にオーストラリアとニュージーランドで【マセマティスクス】(数学)と題されたスタジアム・ツアーを開催すると発表したばかりだが、そのプロモーションのために出演した同番組では、次のサプライズ・リリースは一連の数学的タイトルのアルバムの延長線上ではなく、“変化球”になると明かした。

 数学はあまり得意ではないと認めつつも、記号をアルバム・タイトルに起用したきっかけについて彼は、初期の頃から“自分の顔はラジオ向き”であることを分かっていたと自虐的に語り、レコードを売るために自分の容姿をポスターなどで前面に押し出したくなかったからだと説明している。彼は、「だから、色や記号を使った方法を思いついたんです。赤に等号、緑に掛け算、青に割り算、オレンジに足し算の看板があれば、みんなに”あ、エドの新しいアルバムが出るんだ”って思ってもらえるようになったらいいなって」と述べている。

 その話の流れから、次のタイトルはマイナス(ー)になるのかと聞かれたエドは、そうではないと答えた。「次に出すレコードはそうはならないです。もうちょっと変化球のような別のものが控えています。10日後にその第一弾をリリースする予定です。何かが出ます。ただ、正直なところニュージーランドで大ヒットにはならないと思いますね。それよりもどこかほかの国で大ヒットしそうな気がします。聴けば分かります」と彼は話している。

 “変化球”と言えば、エドは最近では英メタル・バンド、ブリング・ミー・ザ・ホライズンとのロックな「バッド・ハビッツ」のリミックスや、カミラ・カベロとのポップ・チューン「バン・バン」のコラボなど、予想外の組み合わせでヒットを生み出している。