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カニエ・ウェストが、世界最大級のヒップホップ・フェスティバル【ローリング・ラウド・マイアミ】への出演を断念したことが、米ビルボードの取材で明らかとなった。
カニエは、7月23日に予定していた10thスタジオ・アルバム『DONDA』のリリースを、8月へと延期。その後、同フェスでパフォーマンスしないことが報じられた。
本フェスへの出演に関しては、長年コラボレーションしているコンシークエンスが、カニエのステージのデザインと思われるスケッチを、7月20日にツイート。スケッチには「"DONDA" Experience Rolling Loud Miami, FL 07.25.21 Via KW Summer '21」と記載されていたが、すでにこの投稿は削除されている。
スケッチには、ピラミッド型のデザインが描かれており、カニエのステージ・セットを示唆しているようだった。同フェスティバルでのパフォーマンスが実現した場合、カニエにとって2019年【コーチェラ】でのサンデー・サービス以来のフェスティバル出演になるはずだった。
なおアルバム『DONDA』はカニエ自らがスコアと編曲を担当。アメリカ人短距離走者であるシャカリ・リチャードソンが出演しているBeats by DreのCMでは、新曲「No Child Left Behind」の一部が初披露されている。先週末、カニエはラスベガスでBig 3・バスケットボールの試合を観戦後、プライベート・リスニング・イベントで同アルバムの一部を披露。リリース前日となる7月22日には、米アトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムにて、アルバムの試聴会が行われる予定だった。
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