ブルース・スプリングスティーンの娘ジェシカ、東京オリンピック馬術障害飛越の米国代表に選出
ブルース・スプリングスティーンの娘ジェシカ、東京オリンピック馬術障害飛越の米国代表に選出

 ブルース・スプリングスティーンとパティ・スキャルファ夫妻の29歳の娘ジェシカ・スプリングスティーンが、東京オリンピックの馬術障害飛越団体の米国代表に選出された。米国有数の障害飛越選手であるジェシカは、愛馬のDon Juan van de Donkhoeveとともに東京オリンピックに出場する予定だ。

 現地時間2021年7月6日、ジェシカは「物心ついてからこの瞬間を夢見てきました。この夢を現実にする手助けをしてくださった私のチーム、友人、家族には感謝しきれません」と自身のインスタグラムに綴り、「私たちは東京へ行くことになりました!! @laurakraut、@teamkpf、@mclainward.officialのチームに加わることができて光栄です。この旅を共にする馬は、あなた以外に世界にいません、ありがとうドン!あなたは、私の生涯の愛馬です。レッツ・ゴーUSA!」と意気込みを明かしている。

 米オリンピック委員会の声明によると、ブルースとEストリート・バンドのメンバーで、シンガーソングライターのパティの唯一の娘であるジェシカは、過去に5度のオリンピック出場経験を持ち、2度の金メダルに輝くマクレイン・ウォード、そしてケント・ファリントン、ローラ・クラウトの計4名からなるチームの一員としてオリンピック初出場を果たす。

 2012年のロンドン・オリンピックでは米代表補欠、2016年のリオ・オリンピックでは代表入りすることができなかったジェシカは、現在世界27位、全米3位につけている。

 なお、父親のブルースは、米NYのセイント・ジェームズ・シアターにてワンマン・ブロードウェイ・ショー『スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ』の再上演を開始したばかりで、8月には米ニューヨーク市の再開を祝して、セントラル・パークで開催される大規模なコンサートにポール・サイモン、ジェニファー・ハドソンと出演することが発表されている。