コートニー・ラヴ、ブリトニー・スピアーズの「Lucky」を涙ながらにカヴァーする映像を公開
コートニー・ラヴ、ブリトニー・スピアーズの「Lucky」を涙ながらにカヴァーする映像を公開

 現地時間2021年7月3日、コートニー・ラヴが定期的に行っているカヴァー・シリーズの一環として、ブリトニー・スピアーズの2000年の楽曲「Lucky」を披露する映像を自身のインスタグラムに公開した。

 ブリトニーの2ndアルバム『ウップス!…アイ・ディド・イット・アゲイン』に収録されているバラード「Lucky」のカヴァー動画は、ピンクに髪を染めたのコートニーが、ギターを手にしながら「次に誰をカヴァーするのか聞かれたんだけど、都合のいいギタリストがいないから」と自ら演奏することを説明する様子から始まる。

 コートニーは、曲について「素晴らしい、年老いたスウェーデン人……の紳士によって書かれた曲で、Bシャープのセブンスかな。私にはわかんないわ、でもトライしてみよう」と弾き語りを開始。だが、長年続く成年後見人制度の解除を求め、先日出廷したブリトニーのことを思ってか、パフォーマンスの後半でエモーショナルになった彼女は「私本当に泣いちゃってるよ。こうなると、マジでやんなっちゃう」と話している。

 「Lucky」は、コートニーの言うとおり、スウェーデン人のマックス・マーティン、ラミ・ヤクブ、アレキサンダー・クロンルントに書かれた楽曲で、2000年に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で最高23位を記録した。

 この動画が投稿される直前には、ローナン・ファローとジア・トレンティーノによるブリトニー・スピアーズの成年後見制度に関する記事を米NYタイムズ紙が公開していた。記事にはコートニーによるコメントも含まれており、彼女は2007年頃にブリトニーの成年後見人を務めていたブリトニーの元マネージャーのサム・ラトフィを、違法または盗難品の売人や詐欺師を意味する「ストリート・ハスラー」という言葉で表現していた。その後、コートニーは記者のローナンとジアに祝福の言葉をTwitterで送ると、「(記事のために)高潔な人と話せて光栄でした。また近々話しましょう」と綴り、#freebritneyarmyに「それではやるべきことやって(記事を拡散)してください」と呼びかけていた。