故ニプシー・ハッスル/ジョージ・クリントン/アヴリル・ラヴィーンなど、ハリウッド殿堂入りが決定
故ニプシー・ハッスル/ジョージ・クリントン/アヴリル・ラヴィーンなど、ハリウッド殿堂入りが決定

 2019年に死去した故ニプシー・ハッスルが、ハリウッド殿堂入りを果たすことが明らかになった。2022年度の殿堂入りアーティスト/グループは38組で、ブラック・アイド・ピーズ、ジョージ・クリントン、アシャンティ、DJキャレド、アヴリル・ラヴィーン、マーサ・リーヴス(マーサ&ザ・ヴァンデラス)などが選出されている。

 これらの殿堂入りアーティスト/グループは、2021年6月14日に開かれた“ウォーク・オブ・フェイム”選考委員会で何百もの候補者の中から選ばれ、16日にハリウッド商工会議所の取締役会で承認された。選考委員会議長であり、自身も過去に殿堂入りしているラジオ・パーソナリティーのエレン・Kが、ハリウッド殿堂(ウォーク・オブ・フェイム)のウェブサイトで発表した。

 音楽関係者でありながら、別部門で選出されたアーティストも数名いる。ミュージカル俳優のパティ・ルポーンと、1960年代結成されたフィフス・ディメンションのメンバーだったマリリン・マックー&ビリー・デイビス・ ジュニア夫妻が<ライブ・シアター/ライブ・パフォーマンス部門>で殿堂入りを果たした。1969年から結婚しているマックーとデイビスは、アフリカ系アメリカ人夫婦として初めて一緒にハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの星が授与されることとなった。

 これらのアーティストやグループの殿堂入り式典のスケジュールはまだ決まっていないが、殿堂入りが発表されてから2年以内に星の除幕式の予定を決めなければ資格が失効してしまう。通常、除幕式は開催の10日前に殿堂のウェブサイトで発表される。