【2021 #BBMAs】ドレイクに<アーティスト・オブ・ザ・デケイド賞>の授与が決定、本人が“憧れの人”との2ショットと共に“人生に高揚している”と反応
【2021 #BBMAs】ドレイクに<アーティスト・オブ・ザ・デケイド賞>の授与が決定、本人が“憧れの人”との2ショットと共に“人生に高揚している”と反応

 現地時間2021年5月23日に開催される【2021ビルボード・ミュージック・アワード】(BBMAs)で、2010年代を通じて米ビルボード・チャートを席巻し続けたドレイクに<アーティスト・オブ・ザ・デケイド賞>が授与されることが12日に明らかになった。

 米ビルボードの発表を受け、ドレイクは早速インスタグラムで反応したが、この日はほかにも印象的な出来事があり、ことさらに特別な1日になったようだ。

 アイズレー・ブラザーズのロナルド・アイズレーとの2ショット写真をストーリーズでシェアした彼は、「今日は、現実味が感じられない一日だった。起きたら“アーティスト・オブ・ザ・デケイド賞”のことを知り、そのあと俺の憧れの人ロナルド・アイズレーと食事しながら、俺のエモーショナルな音楽への愛を形成し、自分が書いた曲でよく使っているやり方を作り上げた全ての楽曲の背景にある物語を聞けた。今人生に高揚している」とメッセージで綴った。

 アイズレー・ブラザーズの影響はドレイクの楽曲で確認することができる。例えば、2009年のデビューEP『So Far Gone』に収録されている、リル・ウェインをフィーチャーした「Ignorant Shit」では、ジェイ・Zの同名曲をサンプリングしているが、これがアイズレー・ブラザーズの「Betwen the Sheets」(1983年)をサンプリングしている。ほかにも、2010年のデビュー・アルバム『サンク・ミー・レイター』の収録曲「アンフォーゲッタブルfeat.ヤング・ジージー」で、アイズレー・ブラザーズの「(At Your Best) You Are Love」を故アリーヤが1994年にカヴァーした音源をサンプリングしている。

 【BBMAs】で過去27回受賞しているドレイクは、現在最多記録保持者だ。この内12回は2019年に受賞した。今年の授賞式で<アーティスト・オブ・ザ・デケイド賞>の授与が決定した彼は、ほかにも<トップ・アーティスト賞>を含む7部門でファイナリストになっている。

 ニック・ジョナスがホストを務める【2021 ビルボード・ミュージック・アワード】は、米東部時間5月23日午後8時から米NBCで生放送される。