原摩利彦、“環境と平和の大切さ”等を次世代に繋げるプロジェクトに参加&音楽を手掛けた映像公開
原摩利彦、“環境と平和の大切さ”等を次世代に繋げるプロジェクトに参加&音楽を手掛けた映像公開

 環境と平和の大切さ、チャレンジスピリットの重要性を次世代につなげていく目的で2019年7月27日にスタートした「THINK SOUTH FOR THE NEXT(シンクサウス フォー ザネクスト)」。本プロジェクト2020年の取り組みに音楽家・原摩利彦が参加し、本企画のために楽曲を書き下ろしている他、アート作品展示会場のBGM選曲を担当。この度、音楽を手掛けた映像が公開された。
https://www.youtube.com/watch?v=dyvfrkx-Op0

 原摩利彦は、京都を拠点に国内外問わずポスト・クラシカルから音響的なサウンドスケープまで多岐にわたる表現手法を用い、ソロ作品のみならず舞台・映画音楽など幅広く活躍する音楽家。今年、最新作『PASSION』をリリースした他、映像作品やCMへの楽曲提供、美術展やホテルのサウンドスケープを手掛けるなど精力的に活動している。

 今から31年前、日本を代表する冒険家の舟津圭三をはじめとする世界各国6名の冒険家が、環境と平和の重要性を訴える目的で世界初となる南極犬ぞり横断へと出発し、見事全員が約6,400kmを踏破。「THINK SOUTH FOR THE NEXT」プロジェクトは、当時彼らが考え、世界に発信した現代社会の問題に改めて注目し、次世代へ継承していこうというプロジェクトだ。

「国境のない南極大陸を国籍も文化圏も違う6人の冒険家たちが協力し合って横断し、世界にメッセージを発信した。その過酷な冒険の様子を俯瞰で捉えるのではなく肌身に感じること、そしてそのメッセージをしっかり体の中に入れるための想像力。そのためには心の余白が必要ではないだろうか。深く呼吸をして一瞬の安らぎを得ると、慌ただしい日常の中でも人は「考える」ことができる。そのような音楽を書いてみたいと思った。6つのパートは1つのモチーフをそれぞれ歌い、風景の中に溶け込むように音楽は進んでいく。 世界中がウイルスの脅威に直面している今、約30年前に南極点から出されたメッセージ ー人はたとえこの困難な状況においても、民族、文化、国家をこえて共に生きてゆける -はこれまで以上に強く、近くで響いている。」
原 摩利彦

 2020年の取り組みとして、12月11日に開催されるオンラインイベントでのドキュメンタリー映画『Trans-Antarctica Expedition(トランスアンタークティカエクスペディション)』の上映や、「地球温暖化防止に向け、私達ができること」と題し、門川大作京都市長と冒険家舟津圭三による対談などが行われ、京都市民や京都を訪れる観光客に対しアート作品や音楽を通じて地球温暖化や環境問題を考える機会を提供するアートイベント【THINK SOUTH FOR THE NEXT 2020 ART EXHIBITION】が12月1日から20日まで、「THE NORTH FACE」の直営店である「THE NORTH FACE STANDARD京都店(京都市中京区)」、「THE NORTH FACE 京都店(京都市中京区)」、「THE NORTH FACE 藤井大丸店(京都市下京区)」の3店舗で開催される。

◎イベント情報
【「THINK SOUTH FOR THE NEXT 2020 アートエキシビション」概要】
開催期間:
2020年12月1日(火)~12月20日(日)
開催場所:
THE NORTH FACE STANDARD京都店 (京都府京都市中京区坂井町452)
THE NORTH FACE 京都店 (京都府京都市中京区大黒町71)
THE NORTH FACE 藤井大丸店 (京都府京都市下京区貞安前之町605 藤井大丸 6F)
https://www.think-south.com

◎リリース情報
アルバム『PASSION』
2020/6/5 RELEASE
BRC-619 2,400円(tax out)