パール・ジャム、英ハイド・パークでの大型公演が2021年7月に決定
パール・ジャム、英ハイド・パークでの大型公演が2021年7月に決定

 パール・ジャムが、英ロンドンのハイド・パークで毎夏行われている大型コンサート・シリーズ【BST Hyde Park】の2021年公演のヘッドライナーに決定した。

 新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、パール・ジャムが出演を予定していた2020年の公演は延期となり、2021年は7月9日と10日の2日間出演することが決定した。初日はピクシーズ、2日目はアイドルズが前座を務める。2020年のチケット購入者を対象に2021年のチケットが優先的に販売される。

 2020年の【BST Hyde Park】には、パール・ジャムをはじめ、テイラー・スウィフト、ポスト・マローン、ケンドリック・ラマー、リトル・ミックスがヘッドライナーとして出演する予定だった。

 9月にパール・ジャムは「PJ Vote 2020」という新たなイニシアチブを立ち上げ、11月3日の米大統領選挙の投票率を上げる取り組みを行っている。「私たちは、すべての国民の声が反映された時に米国は最高の状態になると信じています」とフロントマンのエディ・ヴェダーは立ち上げ時に述べ、「これは我が国の歴史の中で最も重要な選挙です。我々の民主主義が危険にさらされています。あなたの投票はあなたの声であり、今こそあなたの声を使う時です」と説明していた。

 また、現地時間10月22日にはグラミー・ミュージアムによるヴァーチャル・プログラムにパール・ジャムが出演することも発表されている。このイベントでは、バンドのベーシスト、ジェフ・アメンとパール・ジャムの最新アルバム『Gigaton』のプロデューサであるジョシュ・エヴァンスとのディスカッションが行われる。