1-SHINE(イシン)が12週連続リリース最終作「Guilty」を配信、今綴る“僕ら自身も加害者”
1-SHINE(イシン)が12週連続リリース最終作「Guilty」を配信、今綴る“僕ら自身も加害者”

 次世代エレクトロニック・ポップ・ロックバンド、1-SHINEが5月から挑んできた驚異の“12週連続リリース”の最終作として7月29日、「Guilty」の配信を開始した。

 12週連続リリース企画は、新型コロナウイルスの影響で7月24日に渋谷club asiaで予定していたワンマンライブが中止になったこと受け、「ライブができないなら楽曲をファンに届けて、少しでも元気づけられないか」という思いからスタートしたもの。途中、映像監督による“1万円でMV制作企画”に総勢121組の中から選ばれたり、地元・山口県のテレビ局では“コロナ禍でも活動を止めず動き続けるアーティスト”として特集が組まれるなどしてきた。

 今回の企画の集大成となる第12弾楽曲「Guilty」は、悲しい話題が多い今の世の中に対し、自分たちの思想を訴えるメッセージ性の強い楽曲に仕上がった。“We are guilty all the same(僕らは等しく加害者だ)”との反復フレーズが印象的で、自分自身を守るためには見て見ぬ振りだとしても利己的であらざるを得ない、という憂うべき“今”を綴っている。

 なお、同曲について、また12週連続リリースを終え、ボーカルのYumaは下記コメントを寄せている。

◎Vo.Yumaコメント
今世界は混沌の渦中にある。
コロナウイルスの世界的パンデミックに始まり、"Black Lives Matter"運動、SNSにおける誹謗中傷による自殺の問題。テレビを点けても、iPhoneを開いても、PCを起動しようとも飛び込んでくるのは悲しいニュースばかり。
"Guilty"ではこうした世の中の悲しい事件や問題に対して、実際の加害者だけでなく、意見を表明することのない大多数のサイレントマジョリティーの僕ら自身も等しく加害者なんだ、という思いを綴りました。自分の意見を表明するや否や、それは誰かの意見への批判にもなり得るし、また自分自身が誰かの非難の対象になり得る。息を殺し見て見ぬ振りをすることでしか自分自身を守れないそんな時代に僕らは生きています。
12週連続リリースは終わりましたが、そんな憂うべき時代に対して1-SHINEはこれからも音楽を武器に自分たちの思想を訴え続けていきます。

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