『5月25日はなんの日?』サブライム、ブラッドリー・ノウェルの命日 没後24年
『5月25日はなんの日?』サブライム、ブラッドリー・ノウェルの命日 没後24年

 5月25日は、90年代に米西海岸を中心に若者から絶大な人気を誇ったサブライムのフロントマン、ブラッドリー・ノウェルの命日。

 ブラッドリー・ノウェルは1968年2月22日、アメリカ・カリフォルニア州ロングビーチ生まれ。1988年にベースのエリック・ウィルソン、ドラムのバド・ゴウと3ピース・バンド、サブライムを結成。ロック、パンク、スカ、レゲエ、ヒップホップなど様々なジャンルを包括したサウンドで地元ロングビーチを中心に西海岸の若者達から絶大な支持を獲得し、1992年にはブラッドの主宰するインディー・レーベルから『40オンス・トゥ・フリーダム』でデビューを果たした。その後『ロビン・ザ・フッド』(1994年)の発表を経てバンドはメジャーへと移籍、新作のリリースを2か月後に控えた1996年5月25日、ブラッドがヘロインの過剰摂取により急逝。28歳だった。

 ブラッドの死後、96年7月にリリースされたメジャーデビュー作『サブライム』は全米ビルボード13位、国内で500万枚を売り上げる大ヒットを記録しブレイク。しかし、フロントマンを失ったサブライムは解散を余儀なくされ、残されたエリックとバドはいくつかのバンドを経て、2009年にサブラムのファンだったというローム・ラミレスをボーカリストに迎えサブライム・ウィズ・ロームを結成。2011年にドラマーのバドは家庭を優先するためバンドを離れているが、2018年には【GREENROOM FESTIVAL '18】にヘッドライナーとして出演を果たすなど、今もなお世界中のファンにサブライムの名曲を届けている。