Bank Band with Salyu、ap bankマスク寄付プロジェクト開始で「to U」映像公開
Bank Band with Salyu、ap bankマスク寄付プロジェクト開始で「to U」映像公開

 Bank Band with Salyuが、心をひとつにして演奏した新たな「to U -PROTECT“to U”version- 」の映像を公開した。

 今回の映像は、Bank Bandのメンバーで、音楽プロデューサーの小林武史が代表理事を務める一般社団法人・ap bankが、新型コロナウイルスによりマスクが不足している状況を鑑み「PROTECT “to U” (プロテクト トゥーユー)」プロジェクトを立ち上げたのと合わせて公開。新型コロナウイルスと向き合う医療従事者や、今の状況に不安な思いを抱えている全ての人たちに向けたもので、未来への希望を込めてリモートセッションによって撮影された。

 なお、プロジェクトでは、感染リスクの中で尽力している保健、福祉、行政、医療周辺、教育系施設の人々にマスクを寄付する支援を行う。東日本大震災以降、ap bankが支援を続けてきた「東北コットンプロジェクト」の綿を使用し、国内生産による上質な布マスクを作り上げた。高機能(N95 対応・0.1μm超微粒子を99%カット)のフィルターを付属して、マスクに装着も可能。現在、まずは約2万枚を生産する目途が立っており、5月後半から各団体へ寄付を開始予定とのこと。

 5月9日より、本マスクの寄付先の募集をホームページにて開始。マスクに関する詳細の説明、寄付先の募集など、詳細はホームページにて。

◎映像
「to U - PROTECT “to U” version -」
https://youtu.be/6221_682OYY

◎小林武史 コメント
東北の震災の時に田んぼなどに塩害があって、 そこからなんとか立ち上がろうと生まれたのが東北コットン。 そこで生まれた綿が、今戦っている人たちを いくらかでもサポートすることができることになって、 <ネガとポジが繋がっている>ことを実感しています。

改めて『to U』の”U”の字を見ると、 何かと繋がってたり何かを下支えしたりしてるような文字に見えたりもします。 また”U”の字から連想する”Universe”や”Unite”の言葉の意味からも 孤立したりバラバラになってるようにみえる現在でも <利他を思う気持ちと利己は繋がっている>というようにも思えます。

Bank Band のみんなも町内会の有志みたいに集まってくれた。 こんな時期に協力してくれたスタッフや、 人との接触が避けられない仕事に従事されている方々、 そしてなにより医療の現場でがんばってくれている人たちに感謝します。 また、聴いていただいた みなさんにとってこれが何らかの力になることを願ってます。

◎櫻井和寿 コメント
不安と無力感に飲み込まれそうになる中で、何度もこの歌を歌ってきた気がします。 やはりまた、祈るように そしてまた、「今が好き」だと言える未来にするのだと、誓う気持ちで to U

◎プロジェクト情報
「PROTECT “to U” (プロテクト トゥーユー)」
http://rita.apbank.jp