故ジョン・レノン、愛用のサングラスが約2000万円で落札
故ジョン・レノン、愛用のサングラスが約2000万円で落札

 現地時間2019年12月13日、故ジョン・レノンが愛用していたサングラスが、英ロンドンの競売会社サザビーズによるオークションにて、137,500ポンド(約2000万円)で落札された。

 デザイナーのオリヴァー・ゴールドスミスによるこの丸い縁がかったサングラスは、付属のサイン入りの手紙によると1968年の夏にジョンが、リンゴ・スターの車に置き忘れたもので、元運転手の男性アラン・ヘリングが見つけたとのことだ。

 この手紙の中でヘリングは「ジョンをリンゴとジョージ(・ハリソン)とともに、オフィスへ連れて行くために、リンゴのメルセデスで迎えに行った」と綴っており、「ジョンが車から降りた時、彼が後部座席にレンズとアームが取れたこのサングラスを置き忘れたことに気づいた。私が修理しようか、とジョンに問うと、彼は気にしないでくれと答えたんだ―見た目のためだけだから!って。そして彼は合うものを買いに行ってもらうと言っていた。私はメガネを修理せず、ジョンが残したままの状態で保管していた」と経緯を説明していた。

 オークションが行われた数日前の12月8日は、ジョンの命日だった。この日、オノ・ヨーコは「(ジョンが亡くなってから)39年が経ちましたが、ショーン、ジュリアン、私は今でも彼が恋しいです」と追悼のメッセージを投稿していた。