【ビルボード】Official髭男dism「Pretender」がストリーミング6連覇 サカナクション/WANIMAらバンドが躍進
【ビルボード】Official髭男dism「Pretender」がストリーミング6連覇 サカナクション/WANIMAらバンドが躍進

 2019年7月8日付(集計期間:2019年6月24日~6月30日)のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”は、Official髭男dism「Pretender」が4,730,480回再生で6連覇を達成。前週に引き続き、歴代2位記録を更新した。

 当週は、トップ100中44曲が日本のバンドによる楽曲という特異な週となった。この数字は、昨年の同時期(2018年7月9日付チャート)と比べ倍以上の数値となっており、back numberやONE OK ROCKら複数曲がロングヒットを続けるグループに加え、新曲をリリースしたヨルシカ、ストリーミング配信がスタートとなったBUMP OF CHICKENなど、様々なタイミングが重なったことが要因と言えるだろう。

 前週、初登場6位を獲得したサカナクション「忘れられないの」は、前週より38%増となる251.1万回を記録し、5位にランクアップ。サカナクションは当週トップ100に9曲チャートインさせており、アーティスト単位では当週最多の楽曲数となる。

 6月21日より全楽曲のストリーミング配信がスタートしたWANIMAは、「シグナル」が前週より125%増となる142.1万回再生を記録し、トップ10に初ランクイン。そのほか、インディーズ時代の楽曲「THANX」や最新曲「夏のどこかへ」など、計8曲がトップ100入りを果たした。

 また、3月15日に配信がスタートとなったMrs.GREEN APPLE「ロマンチシズム」が、6月24日付チャート以降、32位(88.8万回)→18位(112.5万回)→17位(124.8万回)と右肩上がりのチャートアクションを見せている。ここ数週のバンドの動きとして、新アルバムのリリース&アリーナツアーの開催が決定したり、ライブ映像が公開されたりと話題が続いたこと、さらに動画投稿アプリを通して楽曲が浸透していったことなど、あらゆる要因がチャート躍進の後押しとなったことが考えられる。

 当週リリースの新曲では、Nissy(西島隆弘)「NA」が11位に初登場。6月28日より配信スタートとなった菅田将暉「キスだけで feat. あいみょん」は、45位からスタートとなった。同曲は、7月10日にリリースされるアルバム『LOVE』からの先行配信曲で、次週以降のチャートアクションにも注目していきたい。

◎【Streaming Songs】トップ10
1位「Pretender」Official髭男dism(4,730,480回再生)
2位「まちがいさがし」菅田将暉(3,737,366回再生)
3位「マリーゴールド」あいみょん(3,005,812回再生)
4位「白日」King Gnu(2,681,490回再生)
5位「忘れられないの」サカナクション(2,511,502回再生)
6位「ハルノヒ」あいみょん(1,756,339回再生)
7位「パプリカ」Foorin(1,670,000回再生)
8位「ノーダウト」Official髭男dism(1558,667回再生)
9位「君はロックを聴かない」あいみょん(1,517,754回再生)
10位「シグナル」WANIMA(1,421,000回再生)