レディオヘッド、リークを受けて『OKコンピューター』未発表音源をBandcampで公開 売上は慈善団体に寄付

Billboard JAPAN

 先週、レディオヘッドによる1997年の名盤『OKコンピューター』の未発表音源が18時間分もネットに流出した。ハッキングされたデータにはデモや別テイク、そして初期のライブ・レコーディングが含まれていたようだが、バンド側が2019年6月11日、これらすべての音源をBandcampにアップロードし、誰もが18ポンド(約2,480円)で入手できるようにした。売り上げはすべて慈善団体に寄付される。

 ギタリストのジョニー・グリーンウッドは声明で、「先週ハッキングされたー“OKコンピューター”の頃のトムのミニディスク・アーカイブを誰かが盗んで、公開されたくなかったら15万ドル(約1,600万円)払えって要求してきたみたいだ。だから文句を言わず(言うけど)、無視もせず、Bandcampで18時間分全部をリリースしてExtinction Rebellion(エクスティンクション・レベリオン)を支援することにした。今から18日間限定で。だから18ポンド払えば、俺たちがあの身代金を支払うべきだったかわかるよ。公開するつもりはなかったし(“OKコンピューター”再発版のカセットに入った音源もあるけど)、大して面白くもない代物だ。そしてすごく、すごく長い。スマホでダウンロードできる量じゃない。まぁでも外は雨だしね」とコメントしている。

 Extinction Rebellionは、「地球温暖化、生物の多様性の喪失、そして人類の絶滅と生態システムの崩壊の危険に抗議するために非暴力的に抵抗する社会・政治的な運動」であるとバンドは説明している。

 公開されたデータの長さは17分から1時間13分のものまであり、トム・ヨークは説明文に、「ハッキングされた。俺の1995年から1998年(?)頃のミニディスク・アーカイブだ。あまり面白くもない。結構たくさんある。出ちまったからには、出しちまった方がいいんだろう。俺ら全員が飽きて先に進むまで」と綴っている。

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