2018年、最も歌詞を検索されたのは米津玄師 プチリリランキングが発表
2018年、最も歌詞を検索されたのは米津玄師 プチリリランキングが発表

 プチリリランキングが発表され、米津玄師「Lemon」が首位を獲得した。

 プチリリランキングは、シンクパワーが運営する350万ダウンロードの同期歌詞表示プレイヤーアプリ「プチリリ」ほか自社アプリと、プチリリの歌詞データベースを提供している提携事業者の音楽サービスを含めた、「音楽再生とともに歌詞が再生された数」を集計期間内に合算・集計したランキングだ。同じ楽曲が長く愛される傾向にあるプチリリランキングだが、米津玄師「Lemon」のように今年リリースの楽曲が1位を獲得するのは4年ぶりとなる。また、2017年に同ランキングで12位を記録したDAOKO×米津玄師「打上花火」を含め、1位から5位まですべて米津玄師の楽曲となっており、同じアーティストの楽曲が上位を占めることは、プチリリランキング始まって以来の快挙となる。

 また、16年ぶりの紅白出場が決定しているDA PUMPの「U.S.A.」や、米津玄師とのコラボ曲もランクインしている菅田将暉の「さよならエレジー」も今年リリースの楽曲となり、パワーのあるヒット曲が目立つ年に。毎年リリース曲が必ず年間ランキングに入るback numberは、「輝き」(10位)から「クリスマスソング」(14位)、「ハッピーエンド」(15位)と、今年も上位を獲得。50位付近までは、星野源「ドラえもん」などの新しい楽曲と、MONGOL 800「小さな恋のうた」、スピッツ「楓」などの根強い人気のあるロングヒット曲が入り乱れる形となった。

 アーティストランキングでは、今年25年間の歌手活動に幕を下ろした安室奈美恵が米津玄師に次いで2位を獲得。楽曲ランキングの200位内に36曲もの楽曲がランクインし、圧倒的な強さをみせた。3位は3年ぶりにアルバムをリリースしたMr.Children。また、昨年48位だったTWICEが今年は10位を獲得した。その他、BTS(防弾少年団)が昨年の96位から13位に入るなど、K-POPグループも大躍進した2018年となった。

◎楽曲ランキング
1位「Lemon」米津玄師
2位「打上花火」DAOKO×米津玄師
3位「LOSER」米津玄師
4位「ピースサイン」米津玄師
5位「灰色と青(+菅田将暉)」米津玄師
6位「U.S.A.」DA PUMP
7位「さよならエレジー」菅田将暉
8位「HANABI」Mr.Children
9位「Hero」安室 奈美恵
10位「瞬き」back number

◎アーティストランキング
1位 米津玄師
2位 安室 奈美恵
3位 Mr.Children
4位 back number
5位 ONE OK ROCK
6位 嵐
7位 AAA
8位 RADWIMPS
9位 乃木坂46
10位 TWICE