ディズニー最新作『くるみ割り人形と秘密の王国』不朽の名作の映画化、ワールドプレミア開催
ディズニー最新作『くるみ割り人形と秘密の王国』不朽の名作の映画化、ワールドプレミア開催

 ディズニーが、不朽の名作『くるみ割り人形』をついに映画化、そのワールド・プレミアが現地時間の10月29日(日本時間:30日)、ロサンゼルスのエル・キャピタン・シアターにて大々的に行われた。
ワールドプレミア写真(全3枚)

 ハリウッドの街中に映画に登場するパーティーシーンをモチーフにした豪華絢爛な会場が出現! シュガー・プラムやクララの煌びやかな衣装が並び、 今回舞台となる“秘密の王国”の世界を表現した華やかな装飾が施され、大道芸人がサプライズ登場するなど、まるで映画の世界に迷い込んだかのような特別な空間がこの日の為に用意された。

 詰め掛けた世界各国のマスコミとファンがたたずむ中、会場にゲストが次々に到着。なかでも一際目を引いたのは、本作の主人公クララを演じるマッケンジー・フォイ。わずか3歳の頃からモデルとして活動し、トワイライトシリーズや『インターステラー』など子役時代から注目を浴び、今回は何百人という候補から見事大抜擢されるという、今最も活躍が期待される若手俳優の一人だ。実力もさることながら、17歳とは思えぬ、透き通った美しさを兼ね備えているのも彼女の魅力の一つ。モデル出身ということもあり、オフホワイトで小花が散りばめられたシャネルのドレスを見事に着こなし、会場にいる人たちの目を奪っていた。

 マッケンジーはメディアの問いかけに「この作品に参加できたことはすごくエキサイティングで、私にとってまさに冒険のような経験となりました。まさにクララが遭遇した冒険と同じですね。映画が完成し、こうやってキャストの仲間を含め皆の顔を見ると、“遂にこの時を迎えたんだわ!”という気分になるんです。とても幸せな瞬間です!」と可愛らしい笑顔を見せた。

 また、撮影時について聞かれると「すごく楽しかったです。私は武道の経歴があるので、今回スタントシーンに取り組むことができたのは、本当に面白かったですね。それにイギリスの田園地方で数週間にわたって乗馬のトレーニングも受けて、最高の経験になりました」と可愛らしい見た目とは裏腹に、体を張った演技にも積極的に取り組んだ意外な一面を明かしてくれた。最後に「この映画を観る全ての人々にとって、何かお気に入りの要素をきっと見つけてもらえると思いますし、バレエ作品や本では知ることのできないクララの違った一面を垣間見てもらえたらと思っています」とファンへメッセージを送った。

 また、本作でクララの名づけ親でありよき理解者、また謎を多く抱えた男:ドロッセルマイヤー役のオスカー俳優:モーガン・フリーマンも会場に駆けつけた。「“くるみ割り人形”はバレエ作品として誰もが知っていますから、今回の映画は全く違った経験を私達に与えてくれるのではないかと思います。私自身、どんな発見ができるのかとても楽しみです」と作品への期待をにじませた。

 そのほかにも、本作でバレリーナ・プリンセスとして登場している、黒人初のプリンシパル・ダンサーに昇格したことで世界的にも注目を集めたミスティ・コープランド、監督のラッセ・ハルストレムとジョー・ジョンストンなどスタッフ陣も会場に駆けつけ、イベントは盛況のうちに幕を閉じた。

 豪華で美しい世界と華やかな衣装、そしてチャイコフスキーの不朽の名曲に彩られた、ディズニーならではとも言える“究極のプレミアム・ファンタジー”が、この冬、見るもの全てを美しき王国へいざなう。

◎公開情報
『くるみ割り人形と秘密の王国』
2018年11月30日(金)全国ロードショー
監督:ラッセ・ハルストレム、ジョー・ジョンストン
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
指揮:グスターボ・ドゥダメル
出演:キーラ・ナイトレイ、マッケンジー・フォイ、ヘレン・ミレン、モーガン・フリーマン
原題:The nutcracker and the four realms
全米公開:2018年11月2日 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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