リル・パンプ、全米ツアーを直前でキャンセル
リル・パンプ、全米ツアーを直前でキャンセル

 現地時間2018年9月28日、リル・パンプの【ハーヴァード・ドロップアウト・ツアー】のプロモーターを務めるライブ・ネイションが、ツアーをキャンセルすると発表した。ツアーは、キャンセルが発表された当日に米コロラド州デンヴァーでキックオフし、15日間にわたり開催される予定だった。
 
 リル・パンプの広報担当者は、Complexに対し「不測の事態のために、リル・パンプの【ハーヴァード・ドロップアウト・ツアー】はキャンセルになりました。払い戻しは、チケットの購入元から行われます。ご不便をおかけして申し訳ございません」という声明を発表している。具体的な理由はわかっていなものの、彼が直面している法的な問題に基づいているのではないか、とみられている。

 TMZによると、リル・パンプは、今年8月に無免許で運転していたとして米マイアミで執行猶予中に逮捕されていた。彼は、2月に米カリフォルニアの自身のアパートで、銃を発砲したため逮捕され、自宅軟禁を命じられていた。これを受け、彼は刑務所に入ることをファンに報告しており、「みんなよく聞け。学校を中退するなよ。俺みたいに失敗するな」と呼びかけていた。

 リル・パンプは、カニエ・ウェストとのコラボ曲「アイ・ラヴ・イット」が現在大ヒット中で、先週末放送された米人気バラエティー番組『サタデー・ナイト・ライブ』で、水のボトルの着ぐるみ姿で、同曲をカニエとともにパフォーマンスし、大きな話題となった。