2017年12月、BTS（防弾少年団）がLINEとコラボしたキャラクター・ブランドBT21発足の際にメンバーの姿が米ニューヨークのタイムズ・スクエアの電光板に登場したが、今週もグループの5周年を祝う広告が最も目立つスクリーンをジャックしている。
近年K-POPアーティストの熱心なファンが広告スペースを購入してメッセージを送る事例が増えているが、今回のBTSの広告もA.R.M.Y.が費用を支払って出したもので、複数の電光板にメンバーが登場している。米ニューヨークのA.R.M.Y.を代表するTwitterアカウント@BTSNewYorkCityによると、これらの広告はBTSのメンバーそれぞれに関連したアカウントを運営している7名のTwitterユーザーが協力して出稿したそうだ。タイムズ・スクエアの広告スペースを管理しているBranded Citiesも、広告はファンがグループの5周年を前に購入したものだと認めている。
さらに、ファンではなく企業が出した広告も登場しており、BTSがイメージ・キャラクターを務める韓国の電機メーカーLGのスマートフォン、G7 ThinQの宣伝と絡めて5周年を祝うメッセージが表示されている。この機種は6月上旬に米国とカナダで発売された。
BTSは毎年恒例となっている6月13日のデビュー日を自ら祝うイベント【Festa】で5周年をA.R.M.Y.と祝った。また、米人気番組『レイトx2ショーwithジェームズ・コーデン』に登場して「FAKE LOVE」を披露し、韓国・ソウルでもスペシャル・コンサートを開催しNaverのVアプリで生配信した。
BTSは最新アルバム『LOVE YOURSELF 轉 “Tear”』が米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”でK-POP初のNo. 1を記録し、「FAKE LOVE」がK-POPグループとしての初のソング・チャート“Hot 100”TOP10入りを果たしている。
◎@BTSNewYorkCityによる投稿
https://twitter.com/btsnewyorkcity/status/1006357165165211648
◎@sugaobsessionによる投稿
https://twitter.com/sugaobsession/status/1003857625929474050
◎「FAKE LOVE」パフォーマンス映像
https://youtu.be/jHm2gaOsoRs
小島よしお
しいたけ.
ジェーン・スー
