ボブ・ディランのアコースティック・ギターが約4,500万円で落札
ボブ・ディランのアコースティック・ギターが約4,500万円で落札

 ボブ・ディランが1970年代に主要なライブで使っていたギターが競売にかけられ、約40万ドル(約4,500万円)で落札された。

 米ダラスのヘリテージ・オークションズによると、2017年11月11日に匿名希望の入札者が、ディランの1963年型マーティンD-28アコースティック・ギターを396,500ドルで落札した。同社は、このギターが1971年にニューヨークで開催された故ジョージ・ハリスン主催の【バングラデシュ難民救済コンサート】と、1975年10月から1976年5月まで行われた【ローリング・サンダー・レヴュー】ツアーでも使用されたと説明している。

 出品したのはラリー・クラッグというディランのギター修理工だった人物で、彼が1977年にこのギターをディランから500ドルで買い取った際のレシートも含まれていた。

 2013年には、ディランがエレクトリック楽器を取り入れ始めた頃に出演した1965年の【ニューポート・フォーク・フェスティバル】で使ったフェンダー・ストラトキャスターに100万ドル(約1億円)近い値がついた。