セレーナ・ゴメス、米ビルボードが選ぶ2017年<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>に
セレーナ・ゴメス、米ビルボードが選ぶ2017年<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>に

 毎年恒例の【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック・アワード】で、その年に最も輝いた女性スターに贈られる2017年<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>に、セレーナ・ゴメスが選ばれた。

 米音楽業界で活躍する女性アーティストや重役の功績を称える授賞式は、今年は現地時間2017年11月30日に米ロサンゼルスのレイ・ドルビー・ボールルームで開催される。他の各賞も追って発表される。

 セレーナ・ゴメスはシンガー、プロデューサー、女優の顔を持つ25歳。過去にはレディー・ガガ、テイラー・スウィフト、ピンク、ケイティ・ペリー、ファーギー、ビヨンセなどにこの名誉ある賞が贈られている。去年受賞したマドンナの、業界に蔓延する性差別や女性蔑視などに言及する感動的なスピーチは大きな話題になった。

 ハリウッド・リポーター・ビルボード・メディア・グループ社長のジョン・アマトは、「セレーナはチャートで好成績を残しているだけでなく、信頼に足る人であれ、(周りに)報いなさい、そして自分の意見を述べることを恐れるなと世界中の若い女性たちを(自らの言動で)鼓舞している。彼女は自分の考えを述べることを恐れず、他の人のニーズを代弁するために自分のプラットフォームを利用している。我々の<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>として彼女を表彰できることをとても喜んでいる」とコメントしている。

 人気子役として芸能界入りしたセレーナだが、現在もキャリアは絶好調だ。2015年と2016年に「セイム・オールド・ラヴ」、「ハンズ・トゥ・マイセルフ」、チャーリー・プースの「ウィー・ドント・トーク・エニモア」がソング・チャート“Hot 100”TOP 10入りを果たしており、今年も「バッド・ライアー」、「フェティッシュfeat.グッチ・メイン」、カイゴとの「イット・エイント・ミー」がヒット中だ。過去に5枚のアルバムがアルバム・チャート“Billboard 200”TOP 10入りし、中でも2013年の『スターズ・ダンス』と2015年の『リバイバル』はそれぞれ1位を獲得している。

 音楽以外でも彼女は、Netflixオリジナル・ドラマ・シリーズ『13の理由』の製作総指揮を務め、コーチとプーマとのパートナーシップを発足している。また、Step Up Foundationと協力し、World Kindness Dayのコーチングに出向いて10代の女子と交流したり、ループス(全身性エリテマトーデス)・リサーチ・アライアンスの為に50万ドル(約5,700万円)を集めるなど、様々な慈善事業にも積極的に関わっている。セレーナは2009年からユニセフの親善大使も務めている。

 今年の【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック・アワード】授賞式とレッドカーペット・プレイベントは、初の試みとしてTwitterでも生中継される。

◎Selena Gomez Named Billboard's 2017 Woman of the Year
https://youtu.be/CvG8UXnRfEc