9月17日は映画『ユージュアル・サスペクツ』やX-MENシリーズの監督として知られるブライアン・シンガーの52歳の誕生日。

 ブライアン・シンガーは1965年9月17日、アメリカ・ニューヨーク生まれ。1993年に映画『パブリック・アクセス』で監督デビューを果たし、95年に監督を務めた『ユージュアル・サスペクツ』が話題に。世紀の大どんでん返しが繰り広げられる同作は、映画史に残る傑作ミステリーとして高い評価を受け、その後も『X-メン』(2000年)『X-MEN2』(2003年)や『スーパーマンリターンズ』(2006年)、ヒトラー暗殺計画を描いた『ワルキューレ』(2008年)などで手腕を発揮し、ハリウッド映画界をリードする監督の1人としての地位を確立。また、プライベートでは自身がバイセクシャルであることをカミングアウトし、2015年には古くからの親友である女優のミシェル・クラニーが代理母となり、シンガーの子どもを出産している。

 2010年代に入ってからは『X-MEN』シリーズの監督に返り咲き、映画のほかTVドラマも手がけブライアン・シンガーだが、最近では1991年にこの世を去ったクイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーの生涯を描いた自伝映画『ボヘミアン・ラプソディ』の監督を務めることが発表され、話題に。すでに撮影はスタートしており、シンガーのほか映画の製作に携わるクイーンのメンバー、ブライアン・メイらのSNSにかつての名コンサートが再現された撮影現場の様子などが投稿されている。映画は2018年全米公開予定。