THE RAMPAGE、AKLO、KANDYTOWNが競演! MTVライブイベントに次世代音楽シーンを担う3組が出演
THE RAMPAGE、AKLO、KANDYTOWNが競演! MTVライブイベントに次世代音楽シーンを担う3組が出演

 MTVのライブイベント【MTV LIVE MATCH】が、3月8日に新木場スタジオコーストで開催され、AKLO、KANDYTOWN、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの3組が出演した。

 【MTV LIVE MATCH】は、MTVの企画による新しいライブイベント。 昨年6月に東京・TSUTAYA O-EASTで開催され、会場の規模を拡大した今回の第2弾公演では、AKLO、KANDYTOWN、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの3組が出演。総勢33名が熱狂のステージを繰り広げた。

 トップバッターを務めたのは、総勢16名のヒップ・ホップ・クルーKANDYTOWN。MUDとYONGU JUJUの2MCによる「Paper Chace」からスタートし、DJのWEELOWが曲をつないでいくたびに、ステージ上にラッパーが一人、 また一人と現れる。80年代風のアーバンファンクなナンバー、「Vice City」「On Za Boggie」で良質なバイブレーションを響かせ、“Reebok CLASSIC”とのタイアップで話題を集めたアンセム「Get Light」では彼らの楽曲の世界観をしっかりと観客に伝えた。そのステージはまるで、“KANDYTOWN”という架空の街のストリートに集まる若者たちの日常を描いた映画を見ているようで、「Scent of a Woman」「R.T.N.」を経てパーティーを楽しんだ仲間と迎える夜明けを想起させた。ラストナンバー「1TIME 4EVER」では10人のラッパーがマイクを握り、都会の光と影、狂騒と孤独、理性と官能、希望と絶望のコントラストが絶妙に織り交ざっていた。

 続いて登場したのは、昨年6月にアルバム『Outside the Frame』でメジャーデビューを果たしたトライリンガルラッパーのAKLO。ハードなヒップホップに触れる機会が少ない10代の女の子たちで埋め尽くされた会場を見渡しながら、「16人組のグループに挟まれて、1人でやらないといけないんだけど、がんばりますよ」とあいさつした。観客が少しでも新しい音楽との出会いに心を開けるように、1曲1曲優しく解説しながら、ゆっくりとフロアのテンションを上げる。ヒップホップに不慣れなオーディエンスをリードし、次第に乗せていく見事なアクティング。さらに「今日は女の子が多いと思ったので、普段はあまり書かないラブソングを用意してきました」と語った失恋ソング「Foot Print」では大人の男の色香を漂うわせる歌声で観客を魅了。最後は観客全員が手を左右に振りながら笑顔でライブを楽しんでおり、フロアはなんとも言えないピースフルでハッピーなバイブレーションに満ちていた。

 トリを飾ったのは、結成した2014年に3万人以上を動員した厳しい武者修行を経て、今年1月にシングル『Lightning』で、待望のメジャーデビューを果たした16人組のダンス&ボーカルグループ、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE。メンバー紹介を兼ねたオープニング映像が流れ出した瞬間からフロアは大歓声に包まれた。「Get Ready to RAMPAGE」のイントロが流れ、パフォーマー13名がステージに登場した瞬間にオーディエンスの熱量はさらに拡大。アクロバティックなバク転からブレイクダンスを軸にしたソロ、さらにダンスバトルのようなフォーメーションまで、グループ名の“暴れまわる”を体現するかのようなステージ。激しく自由なパフォーマンスからは、ダンスもヒップホップというカルチャーの大事な要素の1つであることを再確認させられる思いがした。その後、2枚目のシングルとして4月19日にリリースされることが発表された新曲「FRONTIERS」を初披露。ヒップホップというジャンルの幅広さを感じさせてくれたイベントは、メリハリの効いたEDMナンバー「GO ON THE RAMPAGE」で観客にさらなる興奮と高揚感を与え、熱狂の渦の中で締めくくられた。

 なお、このイベントの模様は4月21日と4月26日、23時よりMTVにて放送される。


◎番組情報
MTV『MTV LIVE MATCH』
4月21日(金)23:00-24:00(初回放送)
4月26日(水)23:00-24:00(再放送)