【米ビルボード・チャート】レイ・シュリマーが首位をキープ、ストーンズ新作が最多37作目TOP10入り(12/24付)
【米ビルボード・チャート】レイ・シュリマーが首位をキープ、ストーンズ新作が最多37作目TOP10入り(12/24付)

 遂に5週目となる米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”首位をマークしたレイ・シュリマーの「ブラック・ビートルズ feat.グッチ・メイン」。

 “マネキン・チャレンジ”のトレンドが鎮火しつあるものの、今週も1位をキープしたレイ・シュリマー。引き続きデジタル・ソング・セールス、ストリーミングでは1位を死守しているものの、先週から10%ダウンとなったストリーミング数3800万回のうち2340万はYouTube、そして960万はSpotifyにおいてのストリーミング数となっている。一方、エアプレイはさらに上昇し、先週9位からワンランクUPの8位となった。

 今週初TOP10入りを果たしたのは、マシン・ガン・ケリーとフィフス・ハーモニーのカミラによるデュエット「Bad Things」。オフィシャル・ビデオの解禁、さらに2人が夜の人気TV番組でパフォーマンスを披露したことに後押しされ、デジタル・ソング・セールスでは3位、ストリーミングも50%上昇し12位をマークした。

 来週は、テイラー・スウィフトとゼインのコラボ・トラックやワン・ダイレクションのルイのソロ・デビュー曲が上位にチャートインすることが予想される。

 アルバム・チャート“Billboard 200”は、【トニー賞】最多11部門を受賞し、絶大な人気を誇るブロードウェイ・ミュージカル『ハミルトン』の『ザ・ハミルトン・ミックステープ』が1位に初登場。従来のアルバム・セールス16.9万枚に、ストリーミングを換算するSEA、収録各曲の売り上げをアルバムの売り上げとして換算するTEAを加え、18.7万ユニット以上を記録した。コンピレーション・アルバムの初動枚数としては、2012年の『GOOD Music Cruel Summer』以来の記録となっている。今作には、ジョン・レジェンド、ケリー・クラークソン、ウィズ・カリファなどが参加している。

 また、11年ぶりとなるスタジオ・アルバムとなった、ザ・ローリング・ストーンズの『ブルー&ロンサム』は4位に初登場。同チャート史上最多となる37作目のTOP10入りとなった(次点はバーブラ・ストライサンドの34作)。『ブルー&ロンサム』は、12.3万ユニットをマークしており、そのうち12万枚が従来のアルバム・セールスとなっている。

◎米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100” TOP10(12/24付)
https://youtu.be/HgawjaSw91U