NMB48山本彩 ソロツアー【Rainbow】ファイナル公演で18曲を熱唱!「PPAP」から“シャクレ”自虐ネタもキュートに披露
NMB48山本彩 ソロツアー【Rainbow】ファイナル公演で18曲を熱唱!「PPAP」から“シャクレ”自虐ネタもキュートに披露

 NMB48山本彩のソロツアー【山本彩 LIVE TOUR 2016~Rainbow~】が、2016年11月22日の大阪・Zepp Namba公演でファイナルを迎えた。

 同ツアーでは、今年10月に1stソロアルバム『Rainbow』をリリースしたばかりの山本彩が、名古屋、東京、札幌、大阪4都市を周り、各会場ともチケット完売。最終日も会場はファンで超満員になり、場内がレインボーカラーで照らし出されると、ステージに浮かんだ山本のシルエットに大歓声が。幕がサッと下り姿を現した山本は、「ヒトコト」「レインボーローズ」を続けて披露した。

 「一緒に熱くなってくれますか?」と山本が呼びかけると、もちろんだとばかりに上がった声を確かめ、「そのまま今日は最後までよろしく!」と、自身で作詞作曲を手がけた「雪恋」や「スマイル」など激しいロック曲からしっとりとしたバラードまでを歌い上げ、約2時間を駆け抜けた。曲調に合わせて観客が手にした「レイブバンド」が光り、会場の雰囲気が作り上げられた。

 バンドメンバー紹介時には、ギターの草刈浩司に「そのネクタイはピコ太郎ですか?」と“金色つながり”なだけで無茶ぶりする山本。振りにしっかりと応え「PPAP」をやり遂げた草刈は「ユー・ハブ・ア・ギター」と山本に逆襲を仕掛けた。まさかの出方にビックリした表情で山本は「何が来るのか?」と構えると「ユー・ハブ・ア・シャクレ!」と言われ、ギターのくぼみにすっぽりとあごを乗せて応戦。そのかわいらしい山本の姿に拍手喝采が巻き起こった。

 また、「幸せを日々更新させてもらっているなと思う」としみじみ語り、「愛のおすそ分けという気持ちを込めて書きました」という「幸せの欠片」を最後の曲として歌い上げた。このときにはハート型の紙ふぶきも舞い、まるで山本の想いが客席に届いたかのようだった。山本がステージを去るとすぐに「さやかコール」が巻き起こり、再びバンドメンバーを引き連れて山本が登場。今年のレコード大賞にノミネートされた「365日の紙飛行機」や、ソロで歌ったことがないという「太宰治を読んだか?」を熱唱し、「2017年は2016年以上に成長して進んでいきたい」と、シングル発売、フェス出演の野望を口にした。

 山本はバンドメンバーらと手をつなぎ、深々と頭を下げステージを後にしたが、再び沸き起こる「さやかコール」に引き戻され、「まだいくか、大阪!!!」と「レインボーローズ」を再熱唱。スピーカーに足を掛け、激しく頭を振りながら「今日イチのテンションで上げてきます!」とファンを最後まで楽しませた。


◎ソロライブツアー【山本彩 LIVE TOUR 2016~Rainbow~】2016/11/22@Zepp なんば大阪 セットリスト
01.ヒトコト
02.レインボーローズ
03.抱きしめたいけど
04.BAD DAYS
05.彼女になりたい
06.愛のバトン
07.雪恋
08.月影
09.疑問符
10.ひといきつきながら
11.心の盾
12.スマイル
13.初めての星
14.僕らのユリイカ
15.幸せの欠片
EN
16.365日の紙飛行機
17.太宰治を読んだか?
18.メロディ
Vocal&Guitar/山本彩
Keyboards&Guitar/小名川高弘
Guitar/草刈浩司
Drums/SATOKO(FUZZY CONTROL)
Bass/奥野翔太(WEAVER)
Vn/Ayasa