レオン・ラッセルが74歳で死去
レオン・ラッセルが74歳で死去

 ソウル、ゴスペルを吸収したスワンプ・ロックを牽引したアメリカを代表するロック・レジェンド、レオン・ラッセルが、現地時間2016年11月13日に米テネシー州ナッシュビルの自宅で死去した。

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 レオンの妻によると、74歳だったレオンは自宅で睡眠中に息を引き取り、今年7月に心臓の手術を受け、一時休養していたが、「(2017年)1月から再びツアーをするのを楽しみにしていた。」とのことだ。


 1960年代からセッション・ミュージシャンとして活動したレオンは、これまでにビーチ・ボーイズ、ボブ・ディラン、フランク・シナトラ、ローリング・ストーンズのレコーディングに参加。1970年にエリック・クラプトンやローリング・ストーンズらが参加した1stアルバム『レオン・ラッセル』を発表。「ソング・フォー・ユー」、「マスカレード」など数々の名曲を生んできた。


 また、2010年にはレオンを敬愛するエルトン・ジョンの熱烈なラヴ・コールにより実現したコラボ・アルバム『ザ・ユニオン』を発表。名匠Tボーン・バーネットをプロデューサーに迎え、ニール・ヤング、ブライアン・ウィルソン、ブッカー・T・ジョーンズなど豪華ゲストが参加し、【グラミー賞】にもノミネートされた。訃報を受け、エルトンは、「親愛なるレオン・ラッセルが昨晩亡くなった。私にとって師で、インスピレーションであり、深い思いやりとともに接してくれた。彼のことをいつまでも敬愛し続ける。」と自身のTwitterにて綴っている。