スラッシュ、ジミー・ヴォーン、デレク・トラックスら錚々たるギタリスト達がB.B.キングを祝う
スラッシュ、ジミー・ヴォーン、デレク・トラックスら錚々たるギタリスト達がB.B.キングを祝う

 ブルース界の巨匠、B.B.キングのトリビュート・コンサート【Icon: The Life and Legacy of B.B. King】に、スラッシュ、ケブ・モ、ジミー・ヴォーン、スーザン・テデスキ、デレク・トラックスほか、錚々たるギタリストたちが結集し“キング・オブ・ブルース”を称えることになった。同ライブは9月1日、カリフォルニア州ビバリーヒルズにあるWallis Annenberg Center for the Performing Artsにて開催されるという。

 上述のラインナップのほかに、ジョー・ボナマッサ、ケニー・ウェイン・シェパード、ジョー・ルイス・ウォーカーが出演する同イベントでは、ギタリストのジミー・ビビーノが音楽ディレクターを務めるとのこと。ビビーノはコナン・オブライエンの米人気トーク番組『Conan』でハウスバンドを務める、自身のBasic Cable Bandを参加させるという。GRAMMY FoundationとGRAMMY Museumの共同提供で、スポンサーにはGibson USAも名を連ねている。GRAMMY Foundationのスコット・ゴールドマン副会長がホストを務め、VIPを招待してのプレイベントも行われる予定だ。

 “キング・オブ・ブルース”の異名を持つB.B.キングのキャリアは1940年代にまでさかのぼり、生涯で50作以上のアルバムをリリースした。「3 O'Clock Blues」や「The Thrill Is Gone」などの名曲が最も良く知られているキングは、1980年に【ブルースの殿堂】入りし、1987年には【ロックの殿堂】入りも果たしている。また、【グラミー賞】を15回受賞するなか、1987年にはグラミー賞 特別功労賞が贈られた。

 B.B.キングは2015年5月14日に89歳で亡くなった。