マライア・キャリー、安全面を考慮しブリュッセル公演をキャンセル
マライア・キャリー、安全面を考慮しブリュッセル公演をキャンセル

 マライア・キャリーが間近に予定していたベルギーのブリュッセル公演をキャンセルした。3月22日に同都市で発生したテロ事件を受け、安全面を考慮してのものだ。同テロ攻撃では少なくとも31人が死亡、300人以上が負傷している。

 3月25日にツイッターで同発表を投稿したキャリー。27日に予定していたフォレスト・ナショナルでのコンサートは、“ファンをはじめ、バンド・メンバー、クルーほか、同ツアーに関わる全ての人の安全のため”にキャンセルすると綴っている。

 「ブリュッセルのファンを愛しているわ。現時点でファンやバンド、クルーほか全員の安全のため、ショーをキャンセルするようアドバイスを受けました」

 「すぐに会えることを願うとともに、私から祈りと永遠の愛、笑みと光を皆に送ります」

 22日のテロ攻撃以来、警察は同攻撃に関与したとされるISIS組織を解体するよう動いており、これまでに少なくとも9名の容疑者と思われる人物を拘束している。

 米ビルボードでは更なるコメントを求めてキャリーの代表へコンタクトを取っている。