欅坂46 初の単独ライブ&来場者お見送りに5000人熱狂「メンバー21人全員で力を合わせて頑張りました」
欅坂46 初の単独ライブ&来場者お見送りに5000人熱狂「メンバー21人全員で力を合わせて頑張りました」

 秋元康総合プロデュースの乃木坂46に続く坂道シリーズ第2弾として結成され、4月6日にデビューが決定している欅坂46。初の単独ライブでシングル収録曲を全曲披露し、東京国際フォーラムに集った5000人を熱狂させた。

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 3月17日に東京国際フォーラムホールAでデビューカウントダウンライブを開催。平日にも関わらずチケットは即完、デビュー前にも関わらずTBSチャンネル1にて生中継もあり、開催前から非常に注目度の高い公演となっていた。

 場内が暗転、緑一色に染まった会場。この日のために作られたオープニングムービーに合わせてOvertureが流れると、大きな声援に包まれる。記念すべき1曲目のパフォーマンスは先日MVが公開され、大きな注目を集めているデビュー曲「サイレントマジョリティー」。会場のボルテージは一瞬で最高潮に到達した。

 守屋茜は、「私たちはずっとこの日が来るのを待っていました! 今日は最高のパフォーマンスがお届出来るように全力で頑張ります!」と意気込み、メンバーそれぞれのMCをはさんだ後、メンバー一人一人のテンポの良いオリジナル自己紹介が行われた。そして、デビューシングルに収録されている「キミガイナイ」が初披露され、続いて同じく初披露となる平手友梨奈のソロ曲「山手線」、今泉佑唯と小林由依によるギターデュオ、ゆいちゃんずの「渋谷川」が続き、更に会場の一体感は増していった。

 結成後に欅坂46に加入した、けやき坂46(ひらがなけやき)の長濱ねるを中心とする、長濱ねる&欅坂46(今泉佑唯、小林由依、鈴本美愉、平手友梨奈)の楽曲「乗り遅れたバス」もこのステージで初披露となり、長濱ねるの境遇と重なる歌詞に涙するファンの姿も印象的だった。長濱ねるは「すごく緊張したんですけど、皆が見えて安心しました。この曲は今後ひらがな欅として歌っていくであろう曲なので大切にしていきたいと思います」と語りかけるようにファンへ想いを伝えた。

 そして、あっという間に最後の曲を迎える。激しいダンスパフォーマンスを受けて、最後はデビューシングルの全形態に収録される、共通カップリングの「手を繋いで帰ろうか」が披露された。デビューシングルに収録される全6曲をパフォーマンスし終演を迎えたが、すぐさまアンコールの大合唱が起こり、再度メンバーが登場すると大きな歓声で迎えられた。

 アンコールでは、再度「サイレントマジョリティー」が披露され、この日一番の声援が送られる。平手友梨奈は「今日は初単独ライブということで欅坂46メンバー21人全員で力を合わせて頑張りました、本当にありがとうございました」と締めくくった。

 全てのパフォーマンスを終え、安堵の表情を浮かべるメンバーに対して客席からは最後のメンバーがステージを下りるまで鳴りやまぬ拍手が贈られる。最後にメンバーが来場者をお見送りすることがサプライズで発表され、どよめきに包まれた。

 デビュー前にして、初の単独ライブで5000人の観客を熱狂させた欅坂46への注目は、一層高まることは間違いないであろう。

◎ライブ【欅坂46生中継!デビューカウントダウンライブ!!】
03月17日(木)東京国際フォーラムホールA セットリスト:
01.サイレントマジョリティー
02.キミガイナイ
03.山手線
04.渋谷川
05.乗り遅れたバス
06.手を繋いで帰ろうか
EN1.サイレントマジョリティー