2015年は“ラジオライクな曲”と“来日”と“ロングヒット”な洋楽
2015年は“ラジオライクな曲”と“来日”と“ロングヒット”な洋楽

 2015年のエアプレイは、マーク・ロンソン「アップタウン・ファンク feat.ブルーノ・マーズ」が首位を獲得。2014年12月のチャートから、チャート圏内の常連として2015年を駆け抜け、ラジオライクな曲として定着し、リスナーも納得の結果となった。

 同じく2位のカーリー・レイ・ジェプセン「アイ・リアリー・ライク・ユー」をはじめ、サム・スミス、メーガン・トレイナーなど、リリースと来日公演で話題を積み上げる傾向もあるが、注目するのは、テイラー・スウィフト「シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいられないっ!!」、ファレル・ウィリアムス「ハッピー」、マルーン5「シュガー」だ。共に2014年リリースの曲で、言わずともロングヒットしているのだが、この3曲から見えてくるのは、洋楽のロングヒットはエアプレイとダウンロードは共振するという傾向だけではなく、ラジオで聴いてYoutubeで視聴というユーザーの流れも見え、国内再生回数も大きく伸ばしているということだ。

 一方国内勢は、久々のアルバムリリースで大きな話題を呼んだサザンオールスターズの「アロエ」が6位。そしてインディーズ時代から各方面で話題を集め、メジャー第1弾「サマータイムラブ」が各局パワープレイされたShiggy Jr.が9位にチャートインとこの2曲にとどまった。